高倉健

俳優

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高倉健の名言

高倉健の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 人に裏切られたことなどない。自分が誤解していただけだ。

  • 一番大事な自分より、大事に思える人がいる。不思議ですね、人間って。

  • 何をやったかではなく、何のためにそれをやったかである。今それが大切に思えてきている。

  • 人間が人間のことを想う、これ以上に美しいものはない。

  • 愛情の反対は無関心。関心があるということは愛情があるということ。

  • スタッフや共演の方たちが寒い思いをしているのに、自分だけ、のんびりと火にあたっているわけにはいかない。

  • いいか、監督がよーい、スタートと言ったら人生劇場を歌うんだ。

  • 気持ちは映らないっていうけど、でもやっぱり映るんですよ。どこかそういうのがあるんだよ。それがないやつはきっと、ちょっときらっと光らないんだよね。

  • 人生っていうのは、人と人の出会い。一生の間にどんな人と出会えるかで、人生は決まるんじゃないですか。

  • 自分、不器用ですから。

  • 拍手されるより、拍手する方がずっと心が豊かになる。

  • 人生ってそれだけって気がします。泣いたり、笑ったり、憤ったり、感動したり、すべてが出会いから起きていますよね。

  • 何色でもできますっていうカメレオンは、真の役者にはなれないんだよね。

    出典:  NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」

  • 籍が入ったとか入らないとか、子供を持ったとか持たないとか、そんなことよりも、悔いのない人に出会えたという記憶があるかないか、僕はそっちのほうがとっても大事だと思いますね。

  • 人間にとっていちばん寂しいのは、何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。感動をしなくなったら、人間おしまいだと思うんですね。こんな淋しいことはないと思います。

  • 同じことを何度も演じろといわれても、できない。

  • いい風に吹かれたいですよ。きつい風ばかりに吹かれていると、人に優しくなれないんです。待っていてもいい風は吹いてきません。旅をしないと。

  • 映画は国境を越え言葉を越えて、「生きる悲しみ」を希望や勇気に変えることができる力を秘めている。

  • 企画書を書く時間ももったいない。企画書は、議論のためのたたき台でしかない。「あのデータがほしい」「もっときれいに見せたい」と努力する余裕があるなら、不完全でもいいから外に出すべきだ。

  • やっぱり切ない役をやりたい。たとえ一言も言わなくても、「切なさ」が出れば良い俳優なんじゃないですかね。

  • 演じるに当たっては役のイメージをあらかじめ決めず、徐々に固めていきます。だから、共演する人がものすごく大事というか、影響を受けますよね。

  • ただ映画を撮ってお金をもらう生活というのが、とてもむなしく感じたんです。だから映画だけじゃない、CMも何もかも一切を断ったんです。

  • 自分がここで死ぬんだというところを早く見つけたい。

  • 問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める。

  • 人生で大事なものはたったひとつ。心です。

  • もう「八甲田山」みたいな映画は二度とできないですよね。撮影に3年もかかるような話は作ることができるわけがない。僕自身は酷い目に遭ったので、恨んでいますけど、あの作品に出演したから今の自分があるのかなと思ったりもします。「映画ってこういうことなのか」と体感した作品なので。

  • やっぱり、察する文化っていいよ。戦後、はっきりとものを言うのがいいっていう時代があったんです。「いいことはいい」。そういうのを「格好いいなあ」と思う時代があったんだけど、今はそういう時代とは違ってきています。「そんなことはない、上品というのはこういうことだったんじゃないの」という時代がきているんじゃないかな。

  • もちろん、学生時代の学問、そしてこの世界に入って演じた役柄とかから学んだことも多いですけど、大きな影響を受けたのはやはり人です。

  • やっぱり出会う人でしょうね、一番大事なのは。どういう人に人生で出会うか。そこで決まるんじゃないですかね。やっぱり、いい人に出会うと、いろんなものをもらいますよね。

  • おなごちゅうのは弱いもんなんじゃ。咲いた花のごと、弱いもんなんじゃ。男が守ってやらないけん。大事にしちゃらんといけん。

高倉健について

高倉健(タカクラ・ケン)は福岡県出身の映画俳優。オーディション「東映ニューフェース」に合格して映画俳優となり、当初は任侠映画を中心に活躍。「網走番外地」シリーズ、「日本侠客伝」シリーズなどがヒットして人気俳優となる。その後、人間ドラマやアクション映画にも活躍の場を広げ、「君よ憤怒の河を渉れ」、「八甲田山」、「幸福の黄色いハンカチ」、「野性の証明」、「南極物語」、「ブラック・レイン」、「鉄道員」など数々の映画で印象的な演技を披露した。紫綬褒章、文化勲章受章。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を4回受賞。

1931年(昭和6年)2月16日、福岡県中間市に生まれる。父は日本海軍の軍人で、母は教員だった。東筑高校から明治大学商学部に入学。大学在学中に映画会社・東映のオーディション「東映ニューフェース」を経て第2期ニューフェースとして東映に映画俳優として入社。1956年(昭和31年)、高倉健は映画「電光空手打ち」に主演して映画デビュー。1965年(昭和40年)にスタートし主演を務めた「網走番外地」シリーズ(全18作)で人気俳優となった。その後「日本侠客伝」シリーズ、「昭和残侠伝」シリーズなどの任侠映画をヒットさせた。1976年(昭和51年)、高倉健は東映から独立。同年、東映退社後第一作「君よ憤怒の河を渉れ」に主演。同映画は日本のみならず中国でもヒットした。1977年には(昭和52年)「八甲田山」、「幸福の黄色いハンカチ」に主演。「幸せの黄色いハンカチ」で高倉健はアカデミー賞最優秀主演男優賞、キネマ旬報主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞などを受賞。その後も「野性の証明」、「動乱」、「駅 STATION」、「南極物語」、「ブラック・レイン」、「あ、うん」、「鉄道員」など多数の映画で活躍。総映画出演本数は205本に及んだ。また、高倉健は1998年(平成10年)に紫綬褒章、2006年(平成18年)に文化功労者、2013年(平成25年)に文化勲章を受章。2014年(平成26年)、悪性リンパ腫により死去。享年83歳。

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