渡辺謙
俳優
渡辺謙の名言
渡辺謙の過去の名言をまとめた名言集です。
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エンターテインメントは、観る側とせめぎ合わないとダメだと思いますね。お客さまを呼び込む以上のものを作り上げようとしないと。観客と綱引きをし続けないと、どうしても低いほうに流れていってしまうんです。互いに、心が豊かになるほうがいいよね。
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大きな存在にぶつかって初めて、身の丈を知ることが出来る。
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仕事は自由に。人生はまじめに。
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自分が変わることを焦る必要はない。自分の中でなにかが変わるためには何年か発酵する時間がいる。僕らの仕事でいえば1本の作品ですべてが決まるわけじゃない。
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やりたい仕事は見つけるものではなくて、やり続けているうちにどんどん好きになっていくものだと思うんでよね。僕も俳優を続けてきておもしろさや奥深さが分かるようになってきた。ですから、何事も続けることが大事だと考えています。
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とりあえず安全なところで自分のこう安全でひっかかりやすいところにやっていくというよりかは、精一杯手を伸ばして足を伸ばして、自分の体のどこまでそういうものをひっかけてしかも上まであがっていけるかということをトライしないと、僕はいけないと思うんだよね。
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人生は、そんなに確実なものじゃない。僕なんて再来年の自分がどうなってるかわかりません。それを幸せなことだと思っているんです。5年後、10年後を決めすぎると、その点と点を結ぶことに躍起になりがちだから。
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僕らの映画の世界にも興行成績という数値目標があるけれど、それは通過点のひとつであってすべてじゃない。それよりも自分の中で何かを伝えたいという強い思いがあって、それがきちんと伝わったかどうかの方が重要だし、その思いが強ければ強いほど、相手に伝えるためにどう工夫すればいいかという悩みも湧いてきます。
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この先、どこでどんな仕事をするのか自分でもよくわからない。なんでも受け入れる覚悟はできています。
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確実なものって決して手に入らない気がするんですよ。だから、手に入らないことをあせらない方が良い、と。
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これをやったらためになるとか、どういう評価をされるか、ということより、その作品に対してどれだけ好奇心がわくか、常に好奇心を持ち得るかどうかだと思うんです。そして、その仕事をやると決めた限りは、とにかく良くするためにはなんでもやろうっていう思考回路しかないんです。
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与えられた環境の中で与えられた自分の状況の中でベストを尽くすということ。それができるかできないか。ということじゃないかなと思いますね。
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そこに集ってくれる人たちにどうやって喜んでいただけるか、どうやったら笑顔になってもらえるか、それだけを考えている。もしかしたら、それが僕の本質的な原動力かもしれない、ということは感じます。
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映画づくりで一番大切なのは、最初に自分が突き動かされた思いを、制作過程でいかに捻じ曲げずに育てていくかなんです。枝葉を伸ばすのではなく、幹を太くしていくイメージです。
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「さて、次はどこに行こうか」ぐらいのほうが可能性の幅が広がると思う。これからも素晴らしい明日や、豊かな1週間後を積み重ねていきたい。
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今や日本もアメリカも声の大きい人しかトップに立てません。彼らが全て正しい訳ではない。そこから発せられる情報をきちんと取捨選択して主体的に物事を捉えていかなければなりません。
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人生、何が起こるかわからない。今は世界中でいろんなことが起きている。生きる力を試されている時代なんだという気がしています。
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「幸せ」は普遍的なものではないと思うんですよ。今日幸せだと思ったことが、明日幸せと思うかは分からない。
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新しいことに挑戦し、試行錯誤することを楽しむ姿勢を持つことを心がけています。
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やっぱりまずは、自分の心を開いて飛び込んでいくことが、前に進む力になるんじゃないかなっていう気がしますね。
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捨てて塗り替えて捨てて塗り替えてっていうことをする、ある種の勇気を持ってる奴が最後には勝っていく、というかな。
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あきらめないことだよね。とにかく何があろうが与えられたものに関してはあきらめないこと。
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起きて、メシを食って、着替えて、出て行ってリンカーンセンターに入ってそこからステージに向かっていくっていうとこの、1日が僕にとってはもう全部がライブなわけ。無駄なものがないといったら変だけど。1日というのを積み重ねていくしかないんですよ。
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今の世の中はポジティブ過ぎる気がする。前に進まなきゃいけない、上がっていかなきゃいけない、とか。でも、それだけが人生じゃない。今、足踏みしていても、前に進むための準備だと考えればいい。
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すぐに結果が出ない場合もあるはず。でも、結果が出なかったとしても、方向が間違ってると、急いで結論を出す必要はない。僕目身も成果を出すために一生懸命あがいていきます。
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僕が考えるいい作品というのは、つくり手の思いがテーマというカテゴリーから勝手に溢れ出してしまうような作品なんです。だから「シニア向け」というふうに限定すると、想定したターゲットはもちろんのこと、結局、誰の心にも響かない作品になってしまうし、そんな創り方をすれば、予定調和の中で痩せ細ってしまいます。
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仕事に対する熱意は、俳優業に限らずすべての仕事の原点じゃないでしょうか。「明日の記憶」は、原作を読んだとき、強く突き動かされるものがあって、居ても立っても居られないというか、「この仕事は絶対に自分がやりたい」と素直に感じたんです。そのぶん、こだわりも強く、俳優という枠を超えて、エグゼクティブ・プロデューサーという立場で参加させてもらいました。
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先輩から学ぶことは大切だけど、100%真似ることはできません。やっぱり最後は、それを自分なりにどう消化して仕事や人生に活かしていくかでしょう。
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若いころから大きな夢を語ることも大切だけど、目の前のことを地に這いつくばって必死にやることも大切です。映画界でも、演出でも脚本でもない裏方の仕事を血眼になってやっていた若い人が、メキメキと力をつけて監督に出世することがあるんです。目の前の仕事を一心不乱にやっていると、きっといろんなことに興味が出てきて自然に育っていくんですう。
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生まれつき心が強い人はいない。逆境に強いといわれている人にだって、迷いはいっぱいあったはずです。
渡辺謙の名言を見ている方へお薦めする名言
渡辺謙の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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行動だけが活発で判断力にかけているのは、舟に舵がないようなものだ。役に立たぬどころか、害を及ぼすことの方が多い。
福沢諭吉 思想家、教育家
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優れた経験を与えれば、利用者はそれについて噂するんだ。口から出る言葉には強い影響力がある。
ジェフ・ベゾス Amazon.com創業者
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できるかぎり多くの作品を、それがモノになってもならなくても、どんどんかきていくこと。これは、決してムダになりませんし、むしろ貯金しているのだと考えるぐらいのゆとりがほしいものです。
藤子・F・不二雄 漫画家
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僕はよく「1位にこだわろう。」ってことを言うんですけど。
つんく ミュージシャン、音楽プロデューサー
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もう全てやり尽くした、最善をを尽くしたのだなどとは決して思ってはいけない。そんな考えは、安易にあなたの可能性を損なうだけだ。
ドナルド・トランプ 第45代アメリカ合衆国大統領、実業家
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いわゆる仕事のできる子たちが集まった集団がそつなく手がけた仕事と、才能や実力が真ん中より少し下の子たちが一生懸命にやった仕事は、案外、差がないと思っています。弱点があっても、一生懸命に頑張ることが重要なんです。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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創るということは遊ぶということ創るということは狂うということ創るということは生きるということ。
倉本聰 脚本家
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描くぼくが楽しみ、読んでくれる人も楽しむ、そんな漫画がずっとぼくの理想なんだ。
藤子・F・不二雄 漫画家
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とにかくやらなければ、何も始まらない。やってみるしかない。結果は、やってみた後に、考えればいい。
池上彰 ジャーナリスト、テレビ司会者
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負ける覚悟も含めて、すべてにおいて、完全な準備をしなければならない。準備に「やり過ぎ」などという言葉はないのだ。
イビチャ・オシム サッカー監督
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お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから、笑えるワケよ。お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対に出来ない。
志村けん コメディアン
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他の芸人さんを「脅威」とか感じたことはありません。いろんなタイプの人間が出てくるっていうのが当然だと思っていたし。俺らは俺らで面白いことをやっていくということでしかなかったので
石橋貴明 お笑いタレント
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僕は困難に直面した時「今、自分にできることは何か」と自問します。
松井秀喜 元プロ野球選手
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できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。
パブロ・ピカソ 画家
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「仕事をしてお金をもらい、社会的に認めてもらうためにお金がほしい」ではなく、「まず自分が何をしたいか、自分が何に情熱をもっているのか」が大切になると思います。
宮本亜門 演出家
渡辺謙について
渡辺謙は新潟県出身の俳優。演劇集団 「円」の団員となって芸能界デビューし、蜷川幸雄演出の舞台「下谷万年町物語」で主役に抜擢されて注目を集める。数々の映画に出演し、NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」の伊達政宗役で人気俳優となる。しかし、主演予定の映画「天と地と」撮影中に急性白血病を患い8年間の闘病生活を送る。復帰後はアメリカ進出を果たし、「ラスト・サムライ」、「バットマン ビギンズ」、「硫黄島からの手紙」などに出演。ブロードウェイミュージカル「王様と私」に出演し、トニー賞・ミュージカル部門主演男優賞にノミネート。
1959年(昭和34年)10月21日、新潟県北魚沼郡広神村に生まれる。両親は教師だった。新潟県立小出高等学校卒業後、トランペット奏者を目指して武蔵野音楽大学進学を目指すも挫折。渡辺謙は俳優を目指して演劇集団 円の研究生となる。研究生ながら唐十郎作、蜷川幸雄演出の舞台「下谷万年町物語」のオーディションで合格し、主役の座を射止める。その後は団の劇団員に昇格し、テレビドラマや映画で活躍。そして1987年にはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で伊達政宗役を演じる。独眼竜正宗は大河ドラマ史上最高の平均視聴率を獲得するなどブームを巻き起こし、渡辺謙は日本を代表する人気俳優となった。しかしながら1989年、渡辺謙は主演予定の映画「天と地と」撮影中に急性白血病に倒れ、8年間の闘病生活を余儀なくされる。1995年に復帰しテレビドラマなどに出演するも以前のような活躍はみられなくなっていった。
渡辺謙は2002年に劇団「円」を退団し、芸能事務所「ケイダッシュ」に所属。2003年、アメリカ映画「ラストサムライ」に出演し、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど高い評価を得る。それを機に渡辺謙はアメリカに進出し、映画「バットマン ビギンズ」や「SAYURI」に出演。2006年には日本映画「明日の記憶」で映画初主演。同年、クリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画初主演も果たす。2008年クリストファー・ノーラン 監督の「インセプション」に出演。2009年映画「沈まぬ太陽」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。2014年映画「GODZILLA ゴジラ」に出演。2015年、渡辺謙はブロードウェイミュージカル「王様と私」に主演。トニー賞・ミュージカル部門主演男優賞にノミネートされる。