トルストイ

小説家

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トルストイの名言

トルストイの過去の名言をまとめた名言集です。

  • よい人間とは、自分の罪をいつまでも忘れないで、自分の善行はすぐに忘れる者のことである。わるい人間とは、その反対に、自分の善行をいつまでも忘れないで、自分の罪はすぐに忘れる者のことである。自分を許すな。そうすれば、容易に他人を許すことができよう。

  • 一生涯ひとりの異性を愛することは、一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。

  • 人々が夢中になって騒ぐもの、それを手に入れるために躍起になって奔走するもの、そうしたものは彼らになんの幸福ももたらさない。

  • 何の試練も受けていない者は、試練を受けている人に、何も教えることはできません。

  • 悪に対して悪をもって報いることは、幸福を失うことである。悪に対して愛をもって報いることは、幸福を得ることである。

  • 待つということを知っているものには、全てのものが遅れることなくやってくる。

  • 人は貧困からの開放を神に願うが、貧困は神が与えたものではなく、神の掟にもない。それを神に願うのは神への冒涜である。貧困は人間同士の不公正によって生まれるのだ。

  • 幸福でありたいならば、人々を喜ばせるのではなく、ただ神を喜ばせようとせよ。

  • 黄金のような真実は、それ自体が発育するものではなく、真実でないことを排除することによって生まれる。

  • 孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。

  • 人間の仕事は、ただ自分の秩序を乱さないことにある。それはちょうど、斧がいつも磨かれてピカピカ光っていなければならないのと同じことである。

    出典:  トルストイ「日記」

  • 不幸―─それはただ黄金をためす火にすぎない。

  • 仕事に勤しむ民衆の生活が、生活そのものであり、この生活に含まれる意味こそ、真理そのものである。

  • 真実を語るのは実に難しい。青年でそれをできる者はまれである。

  • 真実だけでできていたなら、歴史はすばらしいものだったろうに。

  • 人間が死んだり、金銭を失ったり、家がないとか、財産がないとかいうことが、哀れなのではない。なぜなら、これらすべてのものは、人間にもともと備わっているものではないからだ。人間は、自分の本来の財産、最高の財産、すなわち「愛するという才能」を失った時が、哀れなのである。

  • 女というものは、いくら研究を続けても、常に完全に新しい存在である。

  • 金のないのは悲しいことだ。だが、あり余っているのはその二倍も悲しいことだ。

  • 深く愛することのできる者のみが、また大きな苦痛をも味わうことができるのだ。

  • 我々が知りうる唯一のことは、我々は何も知らないということである。そしてこれが人間の知恵が飛翔しうる最高の高みなのだ。

  • 幸せとは、他人を愛する力の中にある。

  • 誤りが誤りでなくなることはない。なぜなら、誤りの大部分は、やはり誤りでできているからだ。

  • 犠牲と苦悩、これらが思想家と芸術家の運命である

  • 愛の感情の発露は、自己の生命の意味を理解しない人にとっては不可解である。

  • 女を恋しながら何かをすることは難しい。だが、ここに恋が妨げにならない唯一の方法がある。それは、恋する女と結婚することである。

  • 謙遜というものは自分を罪深き人間と認めて、自分の善事善行を自分の徳に帰せしめないことである。

  • 幸せを手に入れるためには、クモのように、愛という粘着性のクモの巣をあらゆる方向へ投げ出し、そこに飛び込んでくるすべてを捕らえるのだ。

  • 死が、我々、皆のもとにやってくるということほど、確かなものはない。

  • 人生とは、とどまることなき変化である。つまり、肉の衰弱と、霊の生活の強化・拡大である。

  • 愛は生命だ。私が理解するものすべてを、私はそれを愛するがゆえに理解する。

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