奇策とは百に一つも用うべきではない。九十九まで正攻法で押し、あとの一つで奇策を用いれば、みごとに効く。奇策とはそういう種類のものである。
司馬遼太郎 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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直感と論理がともに同意する時、あなたは正しい。
パスカル 哲学者、数学者
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「約束」は「何が何でも勝つ」という覚悟となり、力になる。プレッシャーになると思う人もいるかもしれませんが、それは当人の受け取り方次第。
吉田沙保里 レスリング選手
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自分の成し遂げたことを大したことではないと捉え、次への意欲をかき立てるのが功を奏する場合もある。「たしかによくできたが、これはほんのウォーミングアップだ」と言ってチャレンジし続ける方法である。
ドナルド・トランプ 第45代アメリカ合衆国大統領、実業家
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やるべきことを普通にやる。それでいいんじゃないですか?こだわりってそういうことでしょ。
北野武(ビートたけし) お笑い芸人、映画監督
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書家として独立して数年は何をやっても上手くいかず、気持ちが落ちることもしばしばでした。だからこそ、モチベーションをどうすれば高く保てるんだろう、ということをずっと考えてきたおかげで、いまではかなり安定して高い状態を保てるようになっています。モチベーションというものはもともとの性格に関係なく、誰でもスキルを磨けば高く保てるようになるものです。
武田双雲 書道家
司馬遼太郎の他の名言
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仕事というものは全部をやってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分は誰でも出来る。その二分を人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない。
司馬遼太郎
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親分―英雄―は流民に食を保障することによって成立し、食を保障できない者は流民に殺されるか、身一つで逃亡せざるをえない。
司馬遼太郎
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智は時に深く秘せられなければならない。
司馬遼太郎
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議論などは、よほど重大なときでないかぎりしてはならぬ。もし議論に勝ったとせよ、相手の名誉をうばうだけのことである。
司馬遼太郎
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人よりも一尺高くから物事を見れば、道はつねに幾通りもある。
司馬遼太郎
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宗教は人間を飼い慣らす装置である。
司馬遼太郎
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小説というものは、迷っている人間が書いて、迷っている人間に読んでもらうものなのです。
司馬遼太郎
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男はどんなくだらぬ事ででも死ねるぞという自信があってこそ、大事を成し遂げられるものだ。
司馬遼太郎
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志を持って天下に働きかけようとするほどの者は、自分の死骸が溝っぷちに捨てられている情景をつねに覚悟せよ。勇気ある者は自分の首が無くなっている情景をつねに忘れるな。そうでなければ、男子の自由は得られん。
司馬遼太郎
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歴史とはなんでしょう、と聞かれるとき、「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がとこにつめこまれている世界なのです。」と、答えることにしている。
司馬遼太郎