ほとんどの人は、永く生きたようなつもりでいながら、じつは語るに足るほどの体験は数件ほどもない。短編小説として搾りとれば三遍もできあがらない。
司馬遼太郎 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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「きれいな金」「汚い金」といった金銭感覚はすぐさまきれいさっぱり捨ててしまうことだ。捨ててしまって、金儲けは人生の最重要事項だと心得ることだ。
藤田田 日本マクドナルド、日本トイザらス創業者
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彼らが良識と呼んでいるものは、老化現象の始まりに過ぎない。
スタンダール フランスの作家
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過去の思い出にすがることは、現在の活力を失わせ、将来への希望を削ぐ。
マクシム・ゴーリキー 小説家
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「きれいな金」「汚い金」といった金銭感覚はすぐさまきれいさっぱり捨ててしまうことだ。捨ててしまって、金儲けは人生の最重要事項だと心得ることだ。
藤田田 日本マクドナルド、日本トイザらス創業者
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お金の神を崇拝する私たちは、ものがあふれかえった便利な暮らしに溺れている。しかしこのような暮らしは、精神的に豊かな暮らしとは決して両立するものではない。金銭欲や物欲から離れ、品位のある暮らしができて、人は初めて、他者を思いやる人生を過ごすことができる。
マハトマ・ガンジー 宗教家、政治指導者
司馬遼太郎の他の名言
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日本の昭和の半世紀というものは、変化のすさまじさという点で、人類史上、どの人類も経験しなかったものではないか。
司馬遼太郎
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わずかに他人より優れているというだけの知恵や知識が、この時勢に何になるか。そういう頼りにならぬものにうぬぼれるだけで、それだけで歴然たる敗北者だ。
司馬遼太郎
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日本人は均一性を欲する。大多数がやっていることが神聖であり、同時に脅迫である。
司馬遼太郎
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自分に厳しく、相手にはやさしく、とも言った。それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。そして、頼もしい君たちになっていくのである。
司馬遼太郎
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人の諸々の愚の第一は他人に完全を求めるということだ。
司馬遼太郎
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男が自分の技量に自信をもったときの美しさというものは格別なものだが、自らの位階に自信をもった場合は、鼻持ちならなくなる。
司馬遼太郎
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通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、負けたあと持つのは負けた恨みだけである。
司馬遼太郎
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イデオロギーというものは宗教と同様それ自体が虚構であることを思わねばならない。虚構はその虚構に人が酩酊するときしか実在しない。
司馬遼太郎
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自分の防衛に汲々としているようなことでは、大事が成せるか。
司馬遼太郎