自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようには作られていない。
司馬遼太郎 小説家
出典: 司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」
この名言を見ている方にお薦めの名言
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我々の若いころは、感情論で話をすることは恥ずかしいことでした。たとえば会議で同僚から「君の意見は感情的だ」と言われると「違います、データがあります」なんて言い訳をしたものです。ところが80年代以降は、「あなたの言っていることは単なる数字。住民感情はそんなもんじゃない」と言われたら一発で負けなんです。主観や感情が科学的数字に勝つようになってしまった。
堺屋太一 経済評論家、小説家
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僕は今まで、説教されて改心したことが、まだ一度もない。説教している人を偉いなあと思ったことも、まだ一度もない。
太宰治 小説家
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我々の若いころは、感情論で話をすることは恥ずかしいことでした。たとえば会議で同僚から「君の意見は感情的だ」と言われると「違います、データがあります」なんて言い訳をしたものです。ところが80年代以降は、「あなたの言っていることは単なる数字。住民感情はそんなもんじゃない」と言われたら一発で負けなんです。主観や感情が科学的数字に勝つようになってしまった。
堺屋太一 経済評論家、小説家
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太宰治 小説家
司馬遼太郎の他の名言
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通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、負けたあと持つのは負けた恨みだけである。
司馬遼太郎
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わずかに他人より優れているというだけの知恵や知識が、この時勢に何になるか。そういう頼りにならぬものにうぬぼれるだけで、それだけで歴然たる敗北者だ。
司馬遼太郎
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男が自分の技量に自信をもったときの美しさというものは格別なものだが、自らの位階に自信をもった場合は、鼻持ちならなくなる。
司馬遼太郎
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人間、不人気では何も出来ませんな。いかに正義を行なおうと、ことごとく悪意にとられ、ついにはみずから事を捨てざるをえなくなります。
司馬遼太郎
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食が英雄を成立させた。不幸にも食わせる能力をうしなうとき、英雄もただの人になった。
司馬遼太郎
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日本人は均一性を欲する。大多数がやっていることが神聖であり、同時に脅迫である。
司馬遼太郎
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人間はもっとも崇高なものに騙されないと幸せになれないという厄介な生きものではないか。
司馬遼太郎
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古来、英雄豪傑とは、老獪と純情の使いわけのうまい男をいうのだ。
司馬遼太郎
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自分に厳しく、相手にはやさしく、とも言った。それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。そして、頼もしい君たちになっていくのである。
司馬遼太郎