シェイクスピア

劇作家、詩人

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シェイクスピアの名言

シェイクスピアの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。

  • 悲しみの重荷にあがく者には、誰でも辛抱と説き聞かせる。だがどんなに立派な美徳と才能を持つ者でも、ひとたび自分が同じ重荷を背負うとなると、辛抱などしきれるものではない。

  • 成し遂げようと決めた志を、たった一度の敗北によって捨ててはいけない。

  • 過ぎ去った不幸を悔やむのは、さらなる不幸を招くもとだ

    出典:  シェイクスピア「オセロ」

  • 人間は何も食べないで飢えて病気になるのと同様に、あんまり食べすぎて飽和状態に陥ると、やっぱり病気になる。だからほどほどでいるということは、決して中くらいの幸福ということではない。

    出典:  シェイクスピア「ヴェニスの商人」

  • もっとよく、というあがきが、往々にして、すでによいことを台無しにしてしまう。

  • 人間はとかく、我が手の内にある大事な物を、値打ち通りには認めぬもの、手を放れて初めてその価値に気づき、手元にあった時、自分のものであるが故に隠されていた美点が見えてくるのです。

  • あなたが例え氷のように潔癖で雪のように潔白であろうとも、世の悪口はまぬがれまい。

  • 頑固な人には、自ら招いた難儀が一番良い教師になるに決まっています。

    出典:  シェイクスピア「リア王」

  • これがどん底だ、などと言っていられる間は、どん底にはなっていないのだ。

  • 善悪など存在しないのです。しかし、人間は善悪を作り出し、それで判断してしまう。

  • 備えよ。たとえ今ではなくとも、チャンスはいつかやってくる。

  • 老人が支配するのは奴に力があるからではなく、こちらが大人しく忍従しているからだ。

    出典:  シェイクスピア「リア王」

  • 世の中には福も災いもない。ただ考え方でどうにでもなるものだ。

  • 罪悪によって出世する者もいれば、美徳によって没落する者もいる。

  • 人は心が愉快であれば終日歩んでも倦むことはないが、心に憂いがあれば、わずか一理でも倦む。人生の航路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の航路を歩まねばならぬ。

  • 不幸を癒やす薬、それはただもう希望以外にありません。

  • 過去と未来は最高のものに見える。現在の事柄は最高に悪く見える。

  • 過失の弁明をすると、その過失を目立たせる。

  • 賢い人達は座ったまま損失を嘆いたりしない。元気よくその損失をつぐなう方策を探すのだ。

  • おまえは、他人のなかにある自分と同じ欠点をむち打とうとするのか。

  • 貧乏でも満足している人間は金持ち、それも非常に金持ちです。しかし、大金を持っている人でも、いつ貧乏になるかと恐れている人間は、冬枯れのようなものです。

  • 恋はほどほどにするものだ。そのような恋ほど長続きする。

    出典:  シェイクスピア「ヴェニスの商人」

  • 友情は不変と言ってよいが色と恋が絡めば話は別になる。

    出典:  シェイクスピア「から騒ぎ」

  • 嫉妬は自分の中で生まれて自分の中で育つ化け物である。

  • 救済手段もなくなってしまったものは、もう私にとってなすべき心配のなくなったものだ。

  • 人間の一生は善と悪とを縒り合わせた糸で編んだ綱なのだ。我々の美点は欠点によって鞭打たれる事がなければ高慢になるだろうし、我々の罪悪は美徳によって慰められる事が無ければ絶望するだろう。

  • 美徳を身につけていないのなら、せめてそのふりをしなさい。

  • 止めれば止めるほど燃え立つのが恋だ。せせらぎの音も優しく滑りゆく流れも、せき止められれば気短かに騒ぎ立てる。

  • 毎日が休日だったら、遊びも仕事と同じように退屈なものになるだろう。

シェイクスピアについて

ウィリアム・シェイクスピアはイングランドの劇作家。ロンドンの演劇界で活躍し、「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」の4大悲劇を始めとして、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。イギリス・ルネサンス演劇の代表的劇作家であり、イギリス文学において最も偉大な作家とも言われる。

1564年イングランド・ウォリックシャー州ストラトフォード・アポン・エイヴォン生まれ。父は同地に生まれ手袋製造業で成功し市会議員にもなったジョン・シェイクスピア。しかし、ウィリアム・シェイクスピアの少年時代に父は没落し、高等教育を受けることはできなかった。1585年頃にロンドンに移り住み、1592年にまでには新進の劇作家兼俳優として成功し名声を得た。1594年王侯貴族の庇護を受けて結成された劇団Lord Chamberlain’s Men(宮内大臣一座)が結成されると、シェイクスピアはその幹部に名を連ね、彼の書いた劇作は同劇場でのみ上演されるようになる。1595年対立する名家の若い男女の恋を描いた「ロミオとジュリエット」を発表。

1599年世界的に有名な劇場、グローブ座が宮内大臣一座のメンバーによって建設され、シェイクスピアもそれに協力。12.5%の株式を保有した。この前後にシェイクスピアは傑作を次々と書き上げており、1597年には喜劇「ヴェニスの商人」1598年歴史劇「ヘンリー4世」1599年宮廷を追われた公爵の恋愛を描いた喜劇「お気に召すまま」、ローマ史をもとにした悲劇「ジュリアス・シーザー」を発表。17世紀に入るとシェイクスピアは悲劇を中心に描くようになり1601年「ハムレット」、1604年「オセロ」、1605年「リア王」、1606年「マクベス」の4大悲劇を完成させた。17世紀始めに内大臣一座は国王の庇護を受けるようになり、国王一座と改称。この頃からシェイクスピアはロマンス劇と呼ばれる悲喜劇を書くようになり、「冬の夜話」、「テンペスト」などを残した。

1613年シェイクスピアは引退し故郷に戻った。1616年感染症により死去。享年52歳。

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