ゲーテ

詩人、劇作家、小説家

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ゲーテの名言

ゲーテの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 人間は本当に落ちるところまで落ちると、もはや、他人の不幸を喜ぶ以外の楽しみはなくなってしまう。

  • 自分の知っていることは自慢し、知らないことに対しては高慢に構える者が少なくない。

  • 自分ひとりで石を持ち上げる気がなかったら、二人がかりでも石は持ち上がらない。

  • 愛人の欠点を美点と思わないほどの人間は、愛しているのではない。

  • 最善の努力をしてみよう。その結果は努力しないよりもはるかによい結果が得られるはずだ。

  • 何事につけても、希望するのは絶望するよりも良い。可能なものの限界をはかることは、誰にもできないのだから。

    出典:  ゲーテ「ゲーテ選集・第5巻」

  • 自分を信じることこそが魔法なのだ。それができるならば、どんなことでも起こすことが可能だ。

  • あせることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。前者はあやまちを増し、後者は新しい後悔を作る。

  • 自分に命令しないものは、いつになっても、しもべにとどまる。

  • すべてを自分自身のおかげだと思うとしたら、それ以上進歩はできない。

  • 人間というものは、自分の欲するままにどちらに向かおうと、どんなこをと企てようと、結局はいつでも、自然によってあらかじめ画された道に戻ってくる。

  • 偉大な人間というのは、世間の出来事に左右されるのではなく、世の中を左右してしまう人間のこと。

  • 人間も本当に下等になると、ついに他人の不幸や失敗を喜ぶこと以外の関心をなくしてしまう。

  • 自由でないのに自由であると考えている人間ほど、奴隷になっている。

  • 世の中のいざこざの因となるのは、奸策や悪意よりも、むしろ誤解や怠慢である。

  • 人が旅をするのは到着するためではなく、旅をするためである。

  • 行動する者は、つねに没良心である。省察する者以外、誰にも良心がない。

  • 本当に心の底からでたことでなければ、人の心には決して訴えないものだ。

  • 自由も生活も、これを勝ち取ろうとする者は、日ごとに新しく闘い取らねばならない。

  • なぜ、このように悪口が絶えないのか。人々は他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品位が下がるように思っている。

  • 人生は、愚者に困難に見えるとき賢者に容易に見え、愚者に容易に見えるとき賢者に困難に見える。

  • 人は少ししか知らぬ場合にのみ、知っているなどと言えるのです。多く知るにつれ、次第に疑いが生じて来るものです。

  • 自分にできること、あるいは夢に思い描いていることは、すべて実行に移すことだ。大胆であれば、非凡な能力と不思議な力を発揮できる。

  • あなたが他人をどう見るかは、あなたの彼らへの扱いとなる。そして、あなたの他人への扱いは、彼らのあなたへの態度となる。

  • 多数派ほどおぞましいものはない。それは少数の先導者と、それに順応する悪党、同化する弱者、自分の望みすらわからないまま模倣する多数によって構成されるのだ。

  • 革命は些細なことではない。しかし、些細な事から起こる。

  • 人間は常に迷っている。迷っている間は、常に何かを求めているのである。

  • 人間の過ちこそ人間を本当に愛すべきものにする。

  • 探求と誤ちは結構なことだ。探求と誤ちを通して人は学ぶのだからね。

  • 自分を信頼しはじめたその瞬間に、どう生きたらいいのかがわかる。

ゲーテについて

18世紀から19世紀にかけて活躍したドイツの詩人、作家。もともとは法学を学び弁護士資格も取得しているが、文学活動にのめり込むようになり、のちにドイツ文学の古典主義時代の代表的詩人と言われるようになる。その活動は多彩で、自身を有名にした詩はもちろんのこと、小説家や劇作家としても活動、音楽の作詩もしている。さらに自然科学や美学の研究も行い、それらに関する著作も残されている。

1749年ゲーテはドイツ・フランクフルトで産まれる。一家は旅館経営とワインの取引をしており、裕福な家庭だった。ライプツィヒ大学に入学するが、病気のため退学を余儀なくされ、実家に戻り療養生活を送っている。病気が治るとゲーテはフランスのストラスブルグ大学に入学。卒業後は弁護士資格を取って故郷のフランクフルトで弁護士事務所を開設した。しかし、ゲーテは弁護士としての活動に熱心でなく文学に没頭するようになる。心配した父はゲーテをヴェッツラーに送り法学を再び学ばせる。ゲーテはヴェッツラーでも法学よりも文筆活動に熱心に取り組む。再びフランクフルトに戻ると戯曲「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」、小説「若きウェルテルの悩み」を出版。これらが大きな人気を呼び、作家としてのゲーテの名は一気に高まる。その後は作家として活動し、小説「親和力」、詩集「西東詩集」、長編戯曲「ファウスト」などを書き上げた。

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