ヘンリー・デビッド・ソロー

作家

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ヘンリー・デビッド・ソローの名言

ヘンリー・デビッド・ソローの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 夢に向かって自信を持って歩み、自らの人生を生きるための努力を惜しまなければ、人生は望んだものとなるだろう。

    出典:  ヘンリー・デビッド・ソロー「ウォールデン 森の生活」

  • 我々の過去なにが起こり、我々の前になにが起きるか。それらは我々に今起きていることと比べたらほんの小さな問題だ。

  • 身の回りにある美を認識できるようになるというのは、我々の中にある優れた長所だ。あなたが何を見ているかではなく、あなたの目に何が見えているかを考えよ。

  • 人生の大半は生活のために金を得るためであると思い込むのは、救いようのない愚か者である。

  • 人生を単純化せよ。重要でないことにとらわれてはいけない。あなたの持ち物があなたの重荷となることを避けなくてはならない。必要性を見極め、単純さを欲し、あなたの持つ物を楽しめ。過去を振り返り、憂慮することで平穏を破ってはならない。今を生きるのだ。単純に生きるのだ。

  • 自分の夢に向かって確信を持って歩み、自分が思い描く人生を送ろうと努めるならば、きっと思いがけない成功にめぐり合うだろう。

  • わたしの唯一の義務。それは、常に、私が正しいと思うことを行うことである。

  • 人間には意識的な努力によって人生を向上させる能力が間違いなくある。これほどに心を奮い立たせてくれる事実を私は知らない。

  • 反抗の精神こそが、自由の土台である。従順さは奴隷の土台に違いない。

  • 生活のレベルが多少下がっても、心の豊かさがもう一段だけ向上すれば、失うものは何もない。魂が必要としているものを購入するのに、金銭など必要ないのである。

  • 経験から確かに言えるのは、簡素で懸命な暮らしをすれば、この世で生きていくことは苦労でなく楽しみとなる。大部分の快適なものや、いわゆる生活を楽にする者の多くは、無くて済むばかりか明らかに人類の進歩の妨げになる。

  • 人間は失敗するようにではなく、成功するように生まれついている。

  • 幸福とは蝶のようなものだ。あなたが追いかけるほど、それは逃げていってしまう。しかし、あなたが他のことに注意を向けると、それはこちらにやってきて優しく肩にとまるのだ。

  • 人生は自分自身との戦いではない。自分自身を創ることだ。だからこそ、思い描いた人生を歩まなくてはならない。

  • あなた自身を第一に考えよ。他人はあなたの為になど考えてくれないのだから。

  • 人は自分自身の幸せの考案者である。

  • 人の人生で最大の悲劇は、生きてはいても、彼の内部で何かが死んでいることだ。

  • 怖れるということほど、怖れるべきものはない。

  • 悪の枝葉に斧を向ける者は1000人いても、根に斧を向ける者は1人しかいない。

  • この人生以外に人生はないのだ。私はこのような人生を望む。最もありふれた出来事、毎日の事柄から満足や着想を得ること。その時々で感じる事柄、毎日の散歩、隣人との会話が私に着想を与えること。天国を夢見るのではなく、目の前にあるものに夢見ること。

  • 富によって健康を買うことはできないが、健康によって富を築くことは可能だ。

  • 都市生活とは、数百万の人々が集まって孤独に生きることだ。

  • あらゆるものの価格は、あなたの人生と引き換えなのだ。

  • なんにでも興味を持つのは、行き先を見失った者たちだけだ。

  • 誰であれ、自分の欲することをしている場面を想像し、そのイメージを持ち続けるならば、あとは神の力が成就するように作用する。

  • 自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、普段なら思いもよらぬ、成功が得られる。空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。楼閣は空中に建てるものだ。さあ、その下に土台を建てよう。

  • 恋に対する治療法は、よりいっそう愛すること以外にない。

  • 忙しさにこれで十分ということはない。アリも忙しいのだ。問題は、なぜそんなに忙しいのかということである。

  • 金のために働く人間を雇うな。その仕事を愛するがゆえに働く人間を雇え。

  • 人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。どれだけ楽しんだかで測られるのだ。

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ヘンリー・デビッド・ソローについて

ヘンリー・デビッド・ソローは19世紀に活躍したアメリカの思想家、作家。商業精神による過度の労働を良しとせず、崇高な自然の中で生きるべしと主張し、自らもその考え方を実践。家族で経営していた鉛筆製造事業や、教師、測量技師、大工などとして働いたが、どれも定職とせず、人道主義、人道主義の立場から日々思索を繰り返し、膨大な日記を残した。また、奴隷制に強く反対していたことでも知られる。代表作に「コンコード川とメリマック川での1週間」、「ウォールデン――森の生活」、「市民としての反抗」など。

1817年7月12日アメリカ・マサチューセッツ州コンコードに生まれる。一家は鉛筆の製造業を営んでいた。ハーバード大学卒業。ハーバード大卒業時に行った演説「商業精神」の中で「働くのは週に1日のみとし、残りの6日は愛と魂の安息日として、自然の影響にひたり、自然の崇高な啓示を受けよ。」との演説を行った。大学卒業後のソローは家業の鉛筆製造事業を手伝ったり、教師や、測量技師、大工など職を転々としたが、超絶主義に傾倒し、超絶主義者と議論を交わしたり、日々観察し考えたものごとを日記に残すなどした。1849年、早逝した兄のジョン・ソロー・ジュニアとのボート旅行を題材にした処女作「コンコード川とメリマック川の一週間」を自費出版。1846年、奴隷制に反対し人頭税を収めなかったことによりソローは1日だけ投獄される。この経験をもとに、政府と国民のあり方を問う「市民としての反抗」を1849年に発表。1854年自然の中での生活をまとめた「ウォールデン――森の生活」を出版。その後もソローは人間の生き方や自然との関わりについての著作を多く残した。1862年死去。享年44歳。ソローの死後、残された日記をもとにして「メイン州の森」、「ケープコッド」、「カナダのヤンキー」という3冊の旅行記が出版された。