村上春樹

小説家

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村上春樹の名言

村上春樹の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 私たちの足取りを便宜や効率といった名前を持つ最悪な犬たちに追いつかせてはなりません。私たちは力強い足取りで前に進んでいく非現実的な夢想家になるのです。

  • 欠点の多い人間は同じような欠点の多い人間に対して同情的になりがちなものなのだ。

  • 希望は数が少なく、おおかた抽象的だが、試練は嫌というほどあって、おおかた具象的だ。

  • 僕らはとても不完全な存在だし、何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。

  • 人間というのは実際には、そんなに簡単に自分の力でものごとを選択したりできないものなんじゃないかな。

  • 差別されるのがどういうことなのか、どれくらい深く人を傷つけるのか、それは差別された人間にしかわからない。

  • どんな言語で説明するのも難し過ぎるというものごとが、私達の人生にはあります。

  • 多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。いろんな檻というか囲い込みがあって、そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる。

  • インターネットで「意見」があふれ返っている時代だからこそ、「物語」は余計に力を持たなくてはならない。

  • 人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解していれば、人は例え負けたとしても、傷つきはしません。人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。人はいつか必ず負けます。大事なのはその深みを理解することなのです。

  • 私たちが等しく非現実的な夢想家となることができたら、そしてこの世界に共通した新しい価値観を打ち立てていくことができたらどんなに素晴らしいだろうと思います。それこそが近年、様々な深刻な災害や悲惨極まりないテロを痛感してきた我々のヒューマニティーの再生への出発点になるのではないかと僕は考えます。私たちは夢を見ることを忘れてはいません。理想を抱くことを恐れてもなりません。

  • 孤独が好きな人間なんていないさ。無理に友だちを作らないだけだよ。そんなことしたってがっかりするだけだもの。

  • この世の中に、何も求めるべきものを持たない寂寥感ほど過酷なものは他にありません。

  • 僕は逃げられないし、逃げるべきではないのだ。それが僕の得た結論だった。たとえどこに行ったところで、それは必ず僕を追いかけてくるだろう。どこまでも。

  • 僕は小説家として、本当に欲が深いんですよ。でも、すべての小説家は自分の書くものに対して欲深であるべきなんじゃないのかなとも思います。現状で満足していたらどうしようもないですから。

  • もしあなたのご家族が突然の政府の通達で「明日から家を捨ててよそに移ってください」と言われたらどうしますか? そのことを少し考えてみてください。原発を認めるか認めないかというのは、国家の基幹と人間性の尊厳に関わる包括的な問題なのです。

  • 公正さというのは極めて限定された世界でしか通用しない概念のひとつだ。しかしその概念はすべての位相に及ぶ。

  • もしほんとうに自由を与えられたりしたら、たいていの人間は困り果ててしまうよ。覚えておくといい。

  • 世の中に存在するあらゆる傾向はすべて宿命的な病いなのだ。

  • 好奇心というのは信用のできない調子のいい友達と同じだよ。君のことを焚きつけて、適当なところですっと消えてしまうことだってある。

  • 最初からああだこうだとものごとを決めずに、状況に応じて素直に耳をすませること、心と頭をいつもオープンにしておくこと。

  • 誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだからさ。だから恋をしている相手について考えると、多少の差こそあれ、いつも哀しい気持ちになる。

  • おそらく限定された人生には限定された祝福が与えられるのだ。

  • 相手が誰であっても、何であっても、話し合わないよりは話し合った方がいい。

  • 自分がやりたいことをやるのではなく、やるべきことをやるのが紳士だ。

  • ひとつを解くことはおそらく、もうひとつをより明快に解くことになるはずだ。

  • 人々は闇の中から出てくる何かを見つけることで闇の中から救われることができる。

  • 自分に同情するな。自分に同情するのは、下劣な人間のやることだ。

  • 希望があるところには必ず試練があるものだから。

  • 遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える。

村上春樹に関連する名言

村上春樹の残した名言を分析し、それらの名言の内容に近い名言を厳選して紹介します。

村上春樹について

村上春樹は日本の小説家、エッセイスト、翻訳家。早稲田大学第一文学部演劇科卒業後「風の歌を聴け」で小説家デビューし群像新人賞受賞。1987年に発売した「ノルウェイの森」が上・下巻合わせて400万部を超える大ベストセラーとなる。2006年フランツ・カフカ賞を受賞。同賞は前年、前々年の受賞者がノーベル文学賞を受賞していたことから、日本国内で村上春樹もノーベル文学賞の受賞候補であるとの憶測が広がり、毎年ノーベル賞発表の時期になると、村上春樹がノーベル賞を受賞する可能性があるとの話題が日本国内で持ち上がるようになった。レイモンド・カーバー,スコット・フィッツジェラルドなど,アメリカの現代文学の翻訳も手がけている。代表作に「ノルウェイの森」、「海辺のカフカ」、「1Q84」など。

1949年1月12日京都府京都市に生まれる。1968年早稲田大学第一文学部に入学するが、大学の授業にはあまり行かず、脚本の執筆、レコード屋やジャズ喫茶でのアルバイトに精を出す。1974年、村上春樹は大学在学中にジャズ喫茶の経営を始める。1975年早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1979年ジャズ喫茶経営の傍ら執筆した処女小説「風の歌を聴け」を発表すると群像新人文学賞を受賞。さらに1982年の「羊をめぐる冒険」は野間文芸新人賞、1985年「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」は谷崎潤一郎賞を受賞。1987年「ノルウェイの森」は発売後1年で270万部を売る大ヒットとなる。1994年〜1995年には「ねじまき鳥クロニクル」の1部から3部を発表。読売文学賞小説賞を受賞した。 2002「海辺のカフカ」を発表。2006年に村上春樹はフランツ・カフカ賞とフランク・オコナー国際短編賞を受賞し、世界的にも名声が高まっていった。2009年〜2010年「1Q84」のBOOK1〜BOOK3を発売。2017年「騎士団長殺し」発売。独特の文体による喪失感の漂う作風が支持を受け、20世紀後半から21世紀初頭にかけて日本を代表する人気作家となった。