死んだ人はずっと死んだまんまだけど、私たちはこれからも生きていかなきゃならないんだもの。
村上春樹 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人生の悲劇の第一幕は、親子となったことに始まっている。
芥川龍之介 作家
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絶望である事を知らない絶望。言いかえれば、人が自己を、しかも永遠的な自己を持っているという事についての絶望的な無知。
キルケゴール 哲学者
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周りの夫婦を見ていると、子どもが生まれてから大きくなっていくまでの過程で、旦那さんのことを恨んでる奥さんが結構多いと感じます。僕、思うんです。その恨みが、マイナスのたまったポイントカードになって、旦那さんが動けなくなったときに使われるんじゃないかって。僕の知り合いにも熟年離婚の人がいます。子どもが巣立ったときに何を考えるかというと、自分の人生なんですよね。
鈴木おさむ 放送作家
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多くの人間はあまりにも生き急いでおり、歌うべき歌も歌わないまま墓に入る。
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ホントに羽を伸ばして生きていけるなって思えるのは、親が死んだときだと思う。
マツコ・デラックス タレント
村上春樹の他の名言
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何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。
村上春樹
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僕はこれまでの人生で、いつもなんとか別な人間になろうとしていたような気がする。
村上春樹
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僕らの人生にはもう後戻りができないというポイントがある。それからケースとしてはずっと少ないけれど、もうこれから先には進めないというポイントがある。そういうポイントが来たら、良いことであれ悪いことであれ、僕らはただ黙ってそれを受け入れるしかない。僕らはそんなふうに生きているんだ。
村上春樹
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人は原理主義に取り込まれると、魂の柔らかい部分を失っていきます。そして自分の力で感じ取り、考えることを放棄してしまう。
村上春樹
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退屈さの中に、固有の意味を見いだしていくことになります。意味というのは、一種の痛み止めなのです。
村上春樹
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あなたの退屈さはあなたが考えているほど強固なものじゃないかもしれない。
村上春樹
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たぶんいろんな感情をもっともっと外に出した方がいいんだと思うね、君も僕も。だからもし誰かにそういう感情をぶっつけたいんなら、僕にぶっつければいい。そうすればもっとお互いを理解できる。
村上春樹
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日本の文壇システムからは、僕はほとんど黙殺されたような状態になっていました。多くの読者は僕の小説を熱心に受け入れて、本を出せばそれを買ってくれました。でも文芸世界では僕はほとんど評価されなかったし、好かれもしなかった。攻撃を受けることも頻繁にありました。
村上春樹
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原発に否定を呈する人々に対しては「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきます。そのようにして私たちはここにいます。安全で効率的であったはずの原子炉が今や地獄の蓋を開けたような惨事を呈しています。原子力発電を推進する人々の主張した現実を見なさいという現実とは、実は現実でもなんでもなく、ただの表面的な便宜に過ぎなかったのです。それを彼らは現実という言葉に置き換え、便宜をすり替えていたのです。それは日本が長年にわたって誇ってきた技術力神話の崩壊であると同時にそのようなすり替えを許してきた私たち日本人の倫理と規範の敗北でもありました。
村上春樹
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本当に深く心が傷ついたときには、言葉なんて出てこないものだよ。
村上春樹