俺はときどき目を閉じて、その言葉を何度も何度も頭の中で繰り返す。すると気持ちが不思議に落ち着くんだ。冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる。
村上春樹 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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天下の大勢を達観し、事局の大体を明察して、万事その機先を制するのが政治の本体だ。
勝海舟 幕臣、政治家
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よく志とか理念とか言いますよね。確かに凄く大事なことですよ。でもね、僕は思うんですけど、それを前面に出して成功した人ってあんまりいないんじゃないですか。そんな抽象的な物じゃなくて、もっとドロドロした意地が原動力なんじゃないかと思いますね。それがなかったら途中で放り投げちゃいますよ。成功するかしないかは、その意地がどれだけ大きかどうか。
松井道夫 元松井証券社長
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木陰に座って、涼を楽しむことが出来るのは、誰かがずっと昔に、その木を植えてくれたからです。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
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純朴と、善良と、正義のないところに、偉大はない。
トルストイ 小説家
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やっぱり宮本茂さんってすごい人で、あきらかに自分が持っていない方法論を持っている人なんです。かつ、本人はそれを言葉にしていないので、私は常々「もったいない」と思っていたんです。宮本さんの「アイデアの定義」という言葉も私は「これはすごい!絶対流行らそう」と思って、いろんなところで言いまくりましたから、だいぶ流行りました。
岩田聡 元任天堂社長
村上春樹の他の名言
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私が小説を書く目的はただ一つです。個々の精神が持つ威厳さを表出し、それに光を当てることです。
村上春樹
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退屈さの中に、固有の意味を見いだしていくことになります。意味というのは、一種の痛み止めなのです。
村上春樹
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少しずつ向上する。少しずつだけれど、それでも向上は向上だ。
村上春樹
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文章という不完全な容器に盛ることができるのは不完全な記憶や不完全な想いでしかない。
村上春樹
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完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
村上春樹
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思い出はあなたの身体を内側から温めてくれます。でもそれと同時にあなたの身体を内側から激しく切り裂いていきます。
村上春樹
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私が小説を書く理由は一つだけです。個人的存在の尊厳を表に引き上げ、光を当てる事です。
村上春樹
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日本語には無情という言葉があります。この世に生まれたあらゆるものはやがて消滅し、全てはとどまる事なく形を変え続ける。永遠の安定とか不変、不滅のものなどどこにもないということです。これは仏教からきた世界観ですが、この無情という考え方は宗教とは少し別の脈絡で日本人の精神性に強く焼き付けられ、古代からほとんど変わることなく引き継がれてきました。全てはただ過ぎ去っていくという視点は言わばあきらめの世界観です。人が自然の流れに逆らっても無駄だということにもなります。しかし、日本人はそのようなあきらめの中にむしろ積極的に意義のあり方を見出してきました。
村上春樹
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非常に簡単な言葉で、非常に複雑な物語を語りたい。
村上春樹