宗教とは真実よりもむしろ美しい仮説を提供するもの。
村上春樹 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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国家が自由を失うのに一世紀かかるわけではない、一日にして自由は失われる。
モンテスキュー 哲学者、法学者
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安定していないこと。それこそが世界がここにこうして存在する定まった形態なのだ。
ショーペンハウアー 哲学者
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人が夢の世界を持っていなかったら、現実に対して、何の批判もしなくなり、ただただ現実に押し流され、ずるずるとだめになっていく。現実の世界は、それぞれの人の夢の世界で支えられている。
星新一 小説家
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天下の大勢を達観し、事局の大体を明察して、万事その機先を制するのが政治の本体だ。
勝海舟 幕臣、政治家
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現実とはなにか。それは皆さんの「行動に影響を与えるもの」なんです。だからそれは「人によって違う」。
養老孟司 解剖学者、著作家
村上春樹の他の名言
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何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。
村上春樹
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僕らの人生にはもう後戻りができないというポイントがある。それからケースとしてはずっと少ないけれど、もうこれから先には進めないというポイントがある。そういうポイントが来たら、良いことであれ悪いことであれ、僕らはただ黙ってそれを受け入れるしかない。僕らはそんなふうに生きているんだ。
村上春樹
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人は原理主義に取り込まれると、魂の柔らかい部分を失っていきます。そして自分の力で感じ取り、考えることを放棄してしまう。
村上春樹
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僕はもうかれこれ30年も小説を書いてきたことになりますけど、ホントにまだ発展途上だと思っています。だから、他人のことをとやかく言えるような余裕はまったくないんです。目の前にある、いま、自分が書いている小説のことだけで精一杯ですから。
村上春樹
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原発に否定を呈する人々に対しては「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきます。そのようにして私たちはここにいます。安全で効率的であったはずの原子炉が今や地獄の蓋を開けたような惨事を呈しています。原子力発電を推進する人々の主張した現実を見なさいという現実とは、実は現実でもなんでもなく、ただの表面的な便宜に過ぎなかったのです。それを彼らは現実という言葉に置き換え、便宜をすり替えていたのです。それは日本が長年にわたって誇ってきた技術力神話の崩壊であると同時にそのようなすり替えを許してきた私たち日本人の倫理と規範の敗北でもありました。
村上春樹
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本当に深く心が傷ついたときには、言葉なんて出てこないものだよ。
村上春樹
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傲慢に聞こえるかもしれないけれど、いま、それなりの年齢になってみて、学ぶべきものはだいたい学んだなという印象があるんです。あとはもう、自分の手で自分の方法を拓いていくしかないんですよ。道のないところに何とか道をつくっていくしかない。
村上春樹
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過ちを進んで認める勇気さえあれば、だいたいの場合取りかえしはつく。
村上春樹
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少しずつ向上する。少しずつだけれど、それでも向上は向上だ。
村上春樹
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希望があるところには必ず試練があるものだから。
村上春樹