私には何もないわ。失くさずにすむ。
村上春樹 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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死ぬまで金に執着する人間は不幸だと思う。
本田宗一郎 本田技研工業創業者
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金銭は君主の中の君主である。
マックス・ウェーバー 社会学者
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金持ちであることは良いことだが、中国一の富豪となると別だ。それが、とても苦痛だ。なぜなら世界一の金持ちになれば、お金を求める人ばかりが群がってくる。
ジャック・マー アリババグループ創業者
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女優は機械ではありません。でも機械のように扱われます。お金を生む機械です。
マリリン・モンロー 映画女優、歌手
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昔は見た夢をノートに起こしていましたね。でも、今は夢を見なくなってしまったので、なんとなくしぼりだしています。だから、面白いものが描けていません。ページ数も少ないしね。最近漫画を描く意欲もあまりわかないんですよ。テレビにもいっぱい出ているし、もう漫画はいいかな、って。お金もテレビの出演で足りているし、漫画家をやめてもいいくらい。
蛭子能収 漫画家、タレント
村上春樹の他の名言
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汚れてもいい古い靴がひとつあると、何かのときにけっこう便利なものですよ。
村上春樹
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君はじっさいにそいつをくぐり抜けることになる。そのはげしい砂嵐を。形而上的で象徴的な砂嵐を。でも形而上的であり象徴的でありながら、同時にそいつは千の剃刀のようにするどく生身を切り裂くんだ。何人もの人たちがそこで血を流し、君自身もまた血を流すだろう。その砂嵐が終わったとき、どうやってそいつをくぐり抜けて生きのびることができたのか、君にはよく理解できないはずだ。いやほんとうにそいつが去ってしまったのかどうかも確かじゃないはずだ。でもひとつだけはっきりしていることがある。その嵐から出てきた君は、そこに足を踏みいれたときの君じゃないっていうことだ。そう、それが砂嵐というものの意味なんだ。
村上春樹
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ある場合には運命っていうのは、絶えまなく進行方向を変える局地的な砂嵐に似ている。君はそれを避けようと足どりを変える。そうすると、嵐も君にあわせるように足どりを変える。何度でも何度でも、まるで夜明け前に死神と踊る不吉なダンスみたいに、それが繰りかえされる。なぜかといえば、その嵐はどこか遠くからやってきた無関係な「なにか」じゃないからだ。そいつはつまり、君自身のことなんだ。君の中にあるなにかなんだ。
村上春樹
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休暇と友だちは、人生においてもっとも素晴らしい二つのものだ。
村上春樹
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月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、その状況の意味を何年も考え続けた。
村上春樹