幸せとは、現在に満ち足りること、満ち足りてそれ以上望まぬ心。
倉本聰 脚本家
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人は所詮一人で生まれ、一人で死んでいく孤独な存在です。だからこそ、自分がまず自分をいたわり、愛し、かわいがってやらなければ、自分自身が反抗します。
瀬戸内寂聴 小説家、僧侶
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われわれの一つの目は人生の良い部分を見、他の目は悪い部分を見るのに役立っている。前者の目を閉じるという癖を持つ人は多くいるが、後者の目を閉じる人はわずかしかいない。
ヴォルテール 哲学者
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自由な時間を手に入れたシニアの世代とその予備軍である人たちには、もっと自分が楽しむことを考えてほしい。
渡辺淳一 小説家
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余裕とは先に楽しみがあるからできてくるものです。昔は貧しくても余裕がありました。ところがいまは先に楽しみを取ってしまって、あとから義務や債務の始末をする。逆転してしまったのです。ですから私は、よいことが後に控えていることはいますぐなすべきだと考えています。普通の人は「益がなければ意味がない」という。しかし、二千五百年前の晏子は「益がなくとも意味がある」と言いました。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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少しでも気取った男は不幸である。たとえ恋しているときでも、ありったけの才知を傾けても、自分の有利な点の四分の三を失う。一瞬でもつい気取ってしまうと一分後にはしらけた瞬間がやってくる。
スタンダール フランスの作家
倉本聰の他の名言
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後がないと思えば、人は命がけで仕事ができるんですよ。
倉本聰
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富良野に移住したのは1977年のこと。豊かさに対する不安があったからです。ちょうどバブルが始まる頃で、テレビの仕事をしていたかな。生活が豊かになるのはうれしいけど、こんなに豊かになっちゃっていいんだろうかという不安感がすごくあってね。
倉本聰
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ガッツ石松さんを見ろ。北の国からに出演した時、セリフが棒読みでどうしようかなと思ったよ。だけど、本人はすごく一生懸命に取り組んだ。すると、いつしかぶっきらぼうな、棒読みだったセリフに味が出てきたんだよ。あまりにもまっすぐにコツコツ積み上げていくと、その不器用が武器になるんだなぁ。だから、おまえも「俺は不器用だから」と諦めたらダメだよ。
倉本聰
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人は他人から与えられることはうれしい。だが、与えることはもっとうれしい。いや、人に与えること、人の役に立っているという意識こそが、そもそも人間の生き甲斐なのではあるまいか。考えてみると自分の生き甲斐も、結局そこに尽きる気がする。
倉本聰
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問うべきは、「自分は何のために、何を目的にして生きていくのか」をはっきりさせることです。僕は、人を感動させたかった。びっくりさせたかった。それが、僕の人生の目的なんです。
倉本聰
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日本人は便利であることが豊かさであると捉えています。しかし「豊か」を辞書で引くと「リッチであること」のあとに「且つ幸せであること」と続く。ならば、便利なことが私達に幸せをもたらしたかというと、それは違うでしょう。
倉本聰
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僕はワープロもパソコンも出来ません。新聞もとってはいません。でもそれを恥ずかしいとは思わないし、時代に遅れてしまうという恐怖も持っていません。
倉本聰
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「豊か」という言葉を辞書で引くと「リッチにして幸せなこと」とある。幸せというのは今に満ち足りていることです。日本は、リッチではあるけど幸せがなくなっちゃった。
倉本聰
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もしも君たちがなくしものをして、それがどうしても見つからなかったら、富良野に探しに戻っていらっしゃい。残雪の溶けた熟地のぬかるみに、君らの探しものは転がっているはず。
倉本聰
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幸せとは、どのような状況にあろうと、いまが満ち足りていると感じられること。
倉本聰