電化製品にどっぷりと浸っている子供達が、電気も水道もない生活の中に放り出されたら、何をどう感じ、どう動くのか?それを描いてみたいと思った。それが「北の国から」の原点でした。
倉本聰 脚本家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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いい時はいい、悪い時は悪い。そういう割り切りも大事かなと。ピッチャーの時もベンチでは自然体でいればいいんだと自分で思うようになりました。
大谷翔平 プロ野球選手・メジャーリーガー
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常識にちょっとしたアレンジを加えるだけで、大きなアクセントになる。みんなが知っている常識にはしっかりとした軸があるから、崩しやすいんですよ。
テリー伊藤 テレビプロデューサー、タレント
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僕は何かに反応することや摩擦の結果でしか、自分の考えていることを超えられないんです。10代のころから、偶然性とかに結構ゆだねてきたんで。
又吉直樹 お笑い芸人、小説家
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私のモチベーションは完全な思い込みから生まれます。誰かに言われたわけではないけれど、「俺がやるんだ」と勝手に思っています。
渡邉美樹 ワタミ創業者
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執念がないと、可能性を信じないで困難ばかり考えるようになります。できない理由を一所懸命探す。挙句の果てに何をするかというと、必ず他人のせいにするんです。誰だって、自分を失って後ろ向きになんてなりたくないですよね。
松井道夫 元松井証券社長
倉本聰の他の名言
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後がないと思えば、人は命がけで仕事ができるんですよ。
倉本聰
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バブルが始まる少し前、文明の進歩によりどんどん変化していく日本の中で、誰もが高揚していました。しかし僕は、日本はこんなに便利になってしまっていいのだろうか?という不安感を抱いていたのです。そこで電化製品にどっぷりと浸っている子供達が、電気も水道もない生活の中に放り出されたら、何をどう感じ、どう動くのか?それを描いてみたいと思った。それが『北の国から』の原点でした。
倉本聰
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いまは「感動」という言葉が氾濫しているでしょう。おいしいアイスを食べるだけでも「感動した」と言ってしまう。その程度の感動は、当然ながら僕の目指すところではありません。 僕は自分のところの役者にも、常々言っているんですよ。本当の感動っていうのは、「子宮で泣かして、睾丸で笑わせることだ」と。
倉本聰
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僕はね、前年比という言葉が分からないんです。みんな前年より伸びないとダメと言うけど、前年と同じでいいじゃない。今の日本の「前年比感覚」は、自然と矛盾している気がするんですよ。前年比一辺倒から離れること。そこに本当の豊かさがあるはず。
倉本聰
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時代と共に流動し、変動する「常識」のレベル、いわゆるその時点の既成事実から議論が始まり、その背後にある因果関係や根本的な話などが一切飛ばして語られることが多過ぎるように感じています。
倉本聰
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朝令暮改は決して恥ではない。自分の意見を覆すことは、むしろ美徳であり、大人の態度である。
倉本聰
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現実の世界も、暗闇の底には希望がある、そうであってほしいですね。
倉本聰
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ガッツ石松さんを見ろ。北の国からに出演した時、セリフが棒読みでどうしようかなと思ったよ。だけど、本人はすごく一生懸命に取り組んだ。すると、いつしかぶっきらぼうな、棒読みだったセリフに味が出てきたんだよ。あまりにもまっすぐにコツコツ積み上げていくと、その不器用が武器になるんだなぁ。だから、おまえも「俺は不器用だから」と諦めたらダメだよ。
倉本聰
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「富士山に登った」と言う人は多いけれど、たいていは5合目辺りまで車などで行き、そこからスタートして登ったと言っているわけです。でも、本当に標高3776メートルの富士山を登り切ったと言うなら、僕は駿河湾から歩き出すのが本筋だと思う。つまり、いつの間にか5合目スタートが常識になってしまっているわけです。物事には「そもそも」という根本があります。根本が進化し、社会基盤になり、常識になっていく。5合目が常識になってしまうと、人はこの「そもそも」の部分、根本を考えなくなる。それが僕は怖い。
倉本聰
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日本という国は、「ブレーキとバックギアのついていないスーパーカー」だと思っています。
倉本聰