最近は物事を論じる際、その原点から考えるという基本的な姿勢があまりにも軽視されているように感じます。
倉本聰 脚本家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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悩んで七転八倒するのは決して悪いことじゃないと思います。大事なのは後で落ち込んだとしても、もっと普段から「本当の自分」を出していくこと。ところが悩みがちな人って真面目なものだから、すぐにブレーキをかけて、自分を出すことを避けてしまう。
宮本亜門 演出家
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過去の体験ばかりで経営していけば、会社が倒産するように、国も立ちゆかなくなることは目に見えている。時代をよく見て、お客さんにとってよかれと思ったら、すぐに実行する。それが、今後の日本という国家を経営していく政治家の姿ではないだろうか。
松本和那 マツモトキヨシ社長、衆議院議員
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和服は着るのが大変だから改良せよとの説があるが、大変だからいいのである。手間をかけて着たからこそそれが本人の動作に作用し、しとやかさとなる。
星新一 小説家
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夢を抱くのはやめときな。抱くなら目標。目標ならいつでも捨てられるから。でも夢は捨てられないだろう?
萩本欽一 コメディアン、タレント
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勇気を出せ。たとえ肉体にいかなる欠点があろうともわが魂はこれに打ち勝たなければならない。
ベートーベン 作曲家、ピアニスト
倉本聰の他の名言
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未来は暗いですよ。若い人たちを見ていると、知識はあるけど、知恵がない。ものを考えなさすぎる。偏差値教育、知識至上主義から来ている。偏差値がいいと、いい大学に入って、会社で出世もできる。だから、知識だけを詰め込んでいる。自分で考える知恵が足りないんです。
倉本聰
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僕にとっては、むしろ過疎になってくれた方がうれしいという立場です。都会好きの人は、どんどん都会に行けばいいと思います。ただし、いずれ都会には住めなくなることも想定しておくべきです。石油資源は永遠ではありませんから、今のように石油文明に支えられた都会のままでは、暮らし続けることはできなくなります。
倉本聰
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僕たちが真の意味で世界と向き合うには「心にストンと落ちる」、五感で納得できる方法をとらないとダメなんじゃないでしょうか。心に響かない限り、結局のところ本当のコトは見えてこないと僕は思うんです。
倉本聰
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「創作」という言葉で言えば、創と作はまるで違う。「作る」というのは、知識と金でもって前例に基づいて作ること。それ対して知恵を使って前例にないものを生み出すことが「創る」だと思うんです。創のほうに目を向けると何でもできるわけです。
倉本聰
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人は水や空気が無ければ生きていけません。そんな当たり前の事を忘れて、人間は自然を破壊している。
倉本聰
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東京オリンピックの開催が決まった時、「TOKYO」という文字が溢れ返るのを見て、僕は自分の住んでいた「東京」はもはやローマ字で表現したほうがしっくりくる気がしたものです。町は生き物なのだとは思いますが、一方でその変化に否応なく翻弄され、時代に流されていく人たちがいる。
倉本聰
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作家として、いまの自分がすべきことは「ふるさと」をテーマに作品を作ることなのだと。それは自然に降りてきた発想でした。
倉本聰
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残りの人生で何ができるかを、常に考えています。
倉本聰
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あといくつ、僕は作品を残すことができるのか。この歳になると、毎回、これが最後の作品だという気持ちで挑んでいます。
倉本聰
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僕の場合は、最初に自分がやりたいことを箱にしまって鍵をかけて封印しちゃおうと決めたんです。自分がまずシナリオ技術者として、どんな注文にも応じられる能力を身につけようと。そういう職人になったときに初めて鍵を開けて「自分の初心」を取り出そうというふうに思ってたんですね。
倉本聰