人は水や空気が無ければ生きていけません。そんな当たり前の事を忘れて、人間は自然を破壊している。
倉本聰 脚本家
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黙っているうちに、世の中がどんどんヘンな方向へ流されて行く。そしてその結果はなにもかもすべて、黙っていた人たちの上に覆い被さってくる。
井上ひさし 劇作家、放送作家、小説家
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井上ひさし 劇作家、放送作家、小説家
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日本人は平均的な地位、中間に甘んじるきらいがある。これは危険なメンタリティーだ。受け身過ぎる。フットボールの世界ではもっと批判に強くならなければ。
イビチャ・オシム サッカー監督
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消費を礼賛する一方で、生産者が疲弊していくのが、いまの時代です。ある年に天候異変が起こって不作になれば、別の場所から同じモノを持ってきて都市は常に潤い続けるけれど、これまでの生産地は衰退していくという図式。これは電力を都市部に供給し続けた福島と、消費し続ける都市の関係とも相似形でしょう。
倉本聰
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便利さを求め続けたことの代償は計り知れないほど大きい。
倉本聰
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便利さを求め続けたことの代償は計り知れないほど大きいのだということに、日本人は気づかなくてはいけないのです。インターネットやメールは便利だけれど、人々から真のコミュニケーション能力を奪い、家族のつながりを希薄な物へと変えてしまった。
倉本聰
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自然界に右肩上がりのものはないんです。それなのに世の中の人たちは、もっと良くしろと年がら年中言っている。
倉本聰
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森の時計はゆっくり時を刻む。
倉本聰
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今の社会はこれだけ供給できるから、需要と消費を増やせと、拡大してきた。それをどこまで縮小できるかという視点が必要でしょう。上の方からの発想でなく、もっと下から物事を見て、視野や議論の場を広げなければいけない。原発で出るゴミの捨て場が決まらない中、幸せだけを享受している。民主主義は権利と義務の両輪で成り立つのに、権利だけで義務を果たしていない
倉本聰
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法の網はくぐれる。だが神の目はくぐれない。神の目、言いかえれば良心というものを失った民族には破滅しかあるまい。
倉本聰
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日本という国は、「ブレーキとバックギアのついていないスーパーカー」だと思っています。
倉本聰
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総理大臣をはじめ皆さんが戦争の実体を知りませんよね。まず自分は戦場に行かないというのが大前提。自分がグサリと刺されたり、爆撃を受けたりするイメージがない。国のためと言うと今の人たちは拒否反応を示しますけど、家族のためとなると違ってくる。僕ら戦争中の人間は、家族のためというのが一番大きかった。米ソ冷戦時代でも、ミグ戦闘機が毎日のように飛んできて、北海道にソ連が攻めてくるかもしれないという時期があったんです。そのとき、自分はどうするか、かなり具体的に考えました。まず山の中へ逃げるだろうけれど、かみさんや親しい人たちが捕まってしまったらどうするか。そのとき、僕は戦うだろう。家族や仲間を守るためには、相手を刺したり、ぶん殴って殺したりするだろうと思いました。暴力や残虐性は自分の中にあるし、人間の本性として家族が暴漢に襲われて拉致されかけたら戦うでしょう。しかし、今の政治家や官僚はそのイメージが持てているのだろうか。疑問ですね。
倉本聰
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テレビがどんどん僕から離れます。
倉本聰