46億年の地球の歴史が一月元旦から始まったとして、人類が発生したのが十二月二十三日になる。
倉本聰 脚本家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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いまの若年世代は、ほかの世代に比べて社会的貢献への意識が特徴的に強いのではないでしょうか。東日本大震災では、ローソンとしてもさまざまな復興支援に携わりましたが、その際、若い人を中心としたボランティア活動に触れ、大変な刺激を受けました。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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冷戦が終わって10年、我々は新しい国際秩序を構築しようとしてきたが、それは無駄に終わった。アメリカは独立して行動する国家に我慢できないのだ。どのアメリカ大統領も戦争をしなければならないかのようだ。
ゴルバチョフ ロシアの最高指導者
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テクノロジーが進歩しただけでは、社会の変化は起こらない。少なくとも変化を受け入れる人たちが何人かいなければ、何も起こらない。
ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者
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世の中は争いごとに満ちています。戦争だってもとは人の不満から始まり、それが増幅していって起こるのですから、ものすごいエネルギーです。もし、戦争に向けるエネルギーを掃除のほうに向けたらすばらしいでしょう?自分のエネルギーの向け方が重要なのです。争いや武器に向けるのか、掃除に向けるのか。掃除に向ければ、地球がきれいになり、心も平和になります。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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自己の思想を氷の上へおくことを心得ていたい人は、論争の熱の中へ身を投じてはいけない。
ニーチェ 哲学者
倉本聰の他の名言
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「富士山に登った」と言う人は多いけれど、たいていは5合目辺りまで車などで行き、そこからスタートして登ったと言っているわけです。でも、本当に標高3776メートルの富士山を登り切ったと言うなら、僕は駿河湾から歩き出すのが本筋だと思う。つまり、いつの間にか5合目スタートが常識になってしまっているわけです。物事には「そもそも」という根本があります。根本が進化し、社会基盤になり、常識になっていく。5合目が常識になってしまうと、人はこの「そもそも」の部分、根本を考えなくなる。それが僕は怖い。
倉本聰
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日本という国は、「ブレーキとバックギアのついていないスーパーカー」だと思っています。
倉本聰
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消費を礼賛する一方で、生産者が疲弊していくのが、いまの時代です。ある年に天候異変が起こって不作になれば、別の場所から同じモノを持ってきて都市は常に潤い続けるけれど、これまでの生産地は衰退していくという図式。これは電力を都市部に供給し続けた福島と、消費し続ける都市の関係とも相似形でしょう。
倉本聰
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ガッツ石松さんを見ろ。北の国からに出演した時、セリフが棒読みでどうしようかなと思ったよ。だけど、本人はすごく一生懸命に取り組んだ。すると、いつしかぶっきらぼうな、棒読みだったセリフに味が出てきたんだよ。あまりにもまっすぐにコツコツ積み上げていくと、その不器用が武器になるんだなぁ。だから、おまえも「俺は不器用だから」と諦めたらダメだよ。
倉本聰
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人間が生きていくために必要なのは「酸素」、「水」、そして「食べ物」です。これをしっかり自力で確保することは自身の責任として果たすべきことではないでしょうか?
倉本聰
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ドラマ「北の国から」では、放映後も2、3年おきに続編を制作し、初回放映から数えて21年間続きました。続編を書き始めるたびに「一体『北の国から』とは何だったのか」を考えました。「北」とは何か、「の」「国」「から」とは何か。ひとつひとつ見つめ直しました。
倉本聰
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昔の噺家が浮気の最中に襖が開いて奥さんが乗り込んできた。そこで反射的に出た言葉が「俺じゃない!」。これは真実の言葉ですよ。本人にとっては悲劇だけれどロングで見ればものすごい喜劇じゃないですか。これがチャップリンの目指す喜劇ですね。人間の行動はアップで見れば悲劇だが、ロングで見れば喜劇であると。
倉本聰
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僕にとっては、むしろ過疎になってくれた方がうれしいという立場です。都会好きの人は、どんどん都会に行けばいいと思います。ただし、いずれ都会には住めなくなることも想定しておくべきです。石油資源は永遠ではありませんから、今のように石油文明に支えられた都会のままでは、暮らし続けることはできなくなります。
倉本聰
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今の社会は物事の本質を見極める上で最も重要な、ゼロからスタートするという基本姿勢が欠落してしまっているように僕には見えるんです。
倉本聰
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幸せとは、どのような状況にあろうと、いまが満ち足りていると感じられること。
倉本聰