ドストエフスキー

ロシアの小説家

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ドストエフスキーの名言

ドストエフスキーの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 広い知識と深い心には、痛みと苦しみが不可欠である。私は本当に偉大な人間は、大きな悲しみを抱えているものだと思う。

  • もちろん金は絶対的な力である。と同時に、平等の極致でもある。金の持つ偉大な力は、まさにそこにあるのだ。金はすべての不平等を平等にする。

    出典:  ドストエフスキー「未成年」

  • 人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて幸福の方は数えようとしないものなんだ。

  • 囚人を逃亡させない最も良い方法は、監獄に入っていると気づかせないことだ。

  • 人間は従順な動物であり、どんなことにも慣れてしまうところの存在である

  • 人類の存在の神秘は、それが単に生きているということではなく、何のためにいきるのかということを見出していることだ。

    出典:  ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

  • 幸福は幸福の中にあるのではなく、それを手に入れる過程の中だけにある。

  • 金こそは、取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。

  • 我々がなにかに挑戦する勇気を全く失ってしまったらどうなるのだろうか。新しい歩みを始める、新しい言葉を発するのは、人々が最も恐れることだ。

  • この世で真実を言うことほど難しいことはない。お世辞をいうことほど簡単なこともない。

  • 人生は苦痛であり、人生は恐怖である。だから人間は不幸なのだ。だが、人間はいまでは人生を愛している。それは苦痛と恐怖を愛するからだ。

    出典:  ドストエフスキー「悪霊」

  • 人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。
    ただそれだけの理由なのだ。

  • 誰ひとり尊敬する相手がなくなると、人は愛することをやめ、愛を持たぬようになると、何かに没頭して気をまぎらすために情欲や卑しい快楽に溺れて、あげくのはてには畜生同然の罪悪を犯すようになります。

  • 「私にはその行為に責任があるのだろうか?ないのだろうか?」という疑問が心に浮かんだなら、あなたに責任があるのです。

  • コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。

  • 頭でっかちになってはいけない。慎重になりすぎることなく、人生へと飛び立つのだ。恐れてはいけない。洪水さえもあなたを土手へと運び、あなたは再び安全に歩けるのだから。

  • 賢く行動するには、賢くなるよりも長い道のりが必要だ。

  • 他人から尊敬されたいのであれば、自分自身を尊敬することだ。それによってのみ、自分自身への尊敬のみが、他人にあなたへの尊敬を強いることができる。

    出典:  ドストエフスキー「虐げられた人びと」

  • 私の人生を振り返ると、私がどれだけ無駄に時間を過ごしたかを思い知らされる。無用なこと、間違い、怠惰、生きる価値のないことにどれだけ時間を浪費したか。そして、どれだけ感謝してこなかったか、何度意思に反して罪を犯したかを思うと心が痛む。人生は贈り物だ。人生は幸福だ。どの瞬間も永遠の幸福たり得るのだ。

  • 神と悪魔が闘っている。そして、その戦場こそは人間の心なのだ。

    出典:  ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

  • 自分自身に嘘をつかないでください。自分に嘘をつくと周囲の真実も見分けることができなくなります。

  • 本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。

  • 私は心配することをやめた。そうすると全ての問題は消え去ったのだ。

  • あらゆる堕落の中で、もっとも軽蔑すべきものは、他人の首にぶらさがることだ。

    出典:  ドストエフスキー「白痴」

  • 今さら日数なんて数えて何になりますか。人間が幸福を知り尽くすには、一日あれば十分ですよ。

    出典:  ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

  • ああ、もし私が将来幸福になり得るのであれば、今の悲しみや災難などは何でもありません。

  • 自分自身に嘘をつき、その嘘を信じている人間は、真実が見えなくなる。自分自身の真実はもちろん、他人の真実も。そして、自分自身や他人に対する敬意を失ってしまう。

  • 人間の出来るただ一つのことは、自分自身が精神的に成長することだ。

  • 倦むことなく実践しなさい。夜、眠りに入るまえに「やるべきことをまだ実行していない」と思い出したら、すぐに起き上がり、実行しなさい。

    出典:  ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

  • 愚かさというのは簡単だし、他愛ないけれど、知恵はずるく立ち回って、姿を隠すもんだよ。知恵は卑怯者だが、愚かさは生一本で、正直者だからね。

    出典:  ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

ドストエフスキーについて

19世紀を代表するロシアの小説家。「貧しき人びと」で小説家デビュー。シベリア流刑の経験をもとにした「死の家の記録」や、5代作品と言われる「罪と罰」、「白痴」、「悪霊」、「カラマーゾフの兄弟」、「未成年」が有名。当時のロシア社会の矛盾と鬱屈さの中で、精神的に苦悩する人物を描いた作品が多い。トルストイツルゲーネフとともに19世紀後半のロシア文学を代表する作家。「罪と罰」はアメリカやヨーロッパで幾度となく映画化されている。日本では手塚治虫や落合尚之が漫画化し、罪と罰を原作とした舞台やテレビドラマも制作されている。

1821年ドストエフスキーはロシア帝国・モスクワに生まれる。父は医師だった。サンクトペテルブルク陸軍中央工兵学校を卒業し、陸軍に入隊。陸軍では軍需品の開発・製造部隊に配属されるが、仕事が合わず、わずか1年ほどで退職する。退職後にフランスの小説家バルザックの「ウージェニー・グランデ」を翻訳したところ、好評を得て専業作家となる。

1845年ドストエフスキーが24歳のとき処女小説「貧しき人々」を発表。都会に住む貧民たちを描いたこの作品は批評家たちに高く評価される。続いて1846年「分身」、「プロハルチン氏」1847年「主婦」、1848年「白夜」、1849年「ネートチカ・ネズワーノワ」と次々と作品を発表。

意欲的な執筆活動の一方でドストエフスキーは社会主義思想への関心を強め、空想的社会主義思想のサークルに参加。1849年他のサークルメンバーとともに逮捕され、一旦は死刑判決を受けるが、死刑執行の直前にロシア皇帝の恩赦によって懲役刑に切り替えられた。この時の体験はのちの作品にたびたび登場する。

1854年に服役を終えると、5年間兵隊として勤務。そののち刑務所での体験を小説「死の家の記録」で表現した。さらに雑誌「時代」や「世紀」を創刊するが、これらの経営に失敗。さらに自身の賭博癖も相まって経済的に追い込まれ、借金の取り立てにあって逃亡生活を送る。そんな苦しい生活の中、1866年貧困に苦しむ学生の殺人を描いた「罪と罰」、1868年知恵遅れの公爵が恋愛と殺人を描いた「白痴」、1872年「悪霊」を発表。

その後落ち着いた生活を取り戻したドストエフスキーは1875年「未成年」、1880年自身の集大成的作品「カラマーゾフの兄弟」を発表。1881年肺動脈破裂によって死去。享年59歳。

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