誰のために小説を書くのかっていうと、一番は、自分のために書くわけじゃないですか。読者のために、というのも考えますけど、それを優先させると、ただの仕事になっちゃいそうですし、やっぱり僕は自分がわくわくすることを第一に考えちゃうんですよね。
伊坂幸太郎 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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まんがに限らず何か創作する人というのは、自分の中に何かを表現したい、自分以外の人に向かって訴えたいものを自分の中に持っているかどうかが一番大切なことだと思うんです。
藤子・F・不二雄 漫画家
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頭脳ではなく、内臓で書かれた小説だけがリアルなのだ。
村上龍 小説家、脚本家
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本当に普通の人であったのでは、漫画なんてものは描けません。プラスアルファ――なにか自分だけの世界を、ひとつは持っているべきである。それは、必ずしもまんがに直結したものでなくてもいいのです。釣りが上手であるとか、模型作りに熱中するとか、SF小説を読みあさるとか。そういったことが、その人の奥行きになって、至極ありふれたものにプラスして、何か個性みたいなものが生まれてくるんじゃないか、と思うのです。
藤子・F・不二雄 漫画家
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収増益を続けるためには、自分たちがやりたいと思えるような、さらに新しいことを生み出す必要がある。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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エンジニアやデザイナーが、「自分たちのモノだ」という思い入れを持てないと、いいモノを作れないですよね。
松浦勝人 エイベックス創業者、音楽プロデューサー
伊坂幸太郎の他の名言
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いいかい、人間のやることの99パーセントは失敗なんだ。だから、何にも恥ずかしがることはないぞ。失敗するのが普通なんだからな。
伊坂幸太郎
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得てして人は、自分の得た物を、自分だけが得た物と思い込むというわけですよ。
伊坂幸太郎
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過去ばっかり見てると、意味ないですよ。車だって、ずっとバックミラー見てたら、危ないじゃないですか。事故りますよ。進行方向をしっかり見て、運転しないと。来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいいですよ。
伊坂幸太郎
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「ゴールデンスランバー」を書く前に、それまでのバンドを解散して新しいバンドを組んだような、そんな感じがするんですよね。で、新しいバンドになってから、前以上に好き勝手書いて、どれもバランスが変なんですけれど、これが一番、完成度が高いような気がしています。
伊坂幸太郎
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行き詰まっているとお前が思い込んでいただけだよ。人ってのはみんなそうだな。例えば、砂漠に白線を引いて、一歩も踏み外さないように怯えて歩いているだけなんだ。周りは砂漠だぜ、縦横無尽に歩けるのに、ラインを踏み外したら死んでしまうと勝手に思い込んでいる。
伊坂幸太郎
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人間ってのは失わないと、ことの大きさに気がつかない。
伊坂幸太郎
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気軽に、「さようなら」が言えるのは、別れのつらさを知らない者の特権だ、と私は思う。
伊坂幸太郎
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人生なんていつ終わってしまうかわからないんだから、話は交わせる時に交わしておくべきだ。
伊坂幸太郎
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人はいつだって、得意なやり方で、世の中とぶつかっていくほかない。
伊坂幸太郎
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「人間っていうのはなんて無力なんだ」っていうことを、わざわざフィクションで描きたくないんですよ。人間が無力なんて、毎日テレビを見てればわかります。せめてフィクションの中でぐらいは、こんなに無力な僕が、不思議な偶然でこんなことが出来ちゃったんだよ、っていうことを読ませてあげたいですよね。せっかく作り話なんだから。
伊坂幸太郎