親は楽観主義でなければ駄目。楽観主義は持って生まれたものではなく、自己訓練でそうなる。苦しいのは良いことが起こる準備なんだ、と考える。そういう生き方、考え方を教えることだ。何があっても大したことない、と。そんな考えをしていけばうまくいく。人生の不思議なところだ
宮本輝 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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自尊心は一回潰された方がいい。一回潰されると背負っていた物が借り物で実は何もないことに気付くから。経験を積んでくなかで自尊心はとてもセコイものだと気付く。
みうらじゅん イラストレーター、ライター、タレント
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自由のない安全は牢獄と呼ばれる。
ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家、科学者
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悩んで七転八倒するのは決して悪いことじゃないと思います。大事なのは後で落ち込んだとしても、もっと普段から「本当の自分」を出していくこと。ところが悩みがちな人って真面目なものだから、すぐにブレーキをかけて、自分を出すことを避けてしまう。
宮本亜門 演出家
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過去の体験ばかりで経営していけば、会社が倒産するように、国も立ちゆかなくなることは目に見えている。時代をよく見て、お客さんにとってよかれと思ったら、すぐに実行する。それが、今後の日本という国家を経営していく政治家の姿ではないだろうか。
松本和那 マツモトキヨシ社長、衆議院議員
宮本輝の他の名言
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原風景っていうとね、みんな少年の頃、子供の頃の育った町とか非常に狭い範囲内の風景と受け取りがちなんですよ。人間の原風景は、ひとつじゃないと思う。たとえば12歳の時の原風景、20歳の時の原風景がある。
宮本輝
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小説を書く一番の原動力は、いろいろあるけど生きよう、頑張ろうという生きる喜びを読む人に与えたい。その代わり書くものが喜びにあふれているかというと、それは別物だが、根本の動機は変わらない。人間が地獄に落ちるようなことを芸術の美として礼賛するような小説は死んでも書かない。
宮本輝
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コピーライターをやっていましたが、広告って消費物なんですよ。今日書いて、明日自分の書いたキャッチコピーが載ったらおしまい。それでも一生懸命書くわけ。だんだん辛くなってきた。残るものを書きたい。10年経っても20年経っても、厳然とここに残るものを書きたい。そこが小説家としてのスタートですね。
宮本輝
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作家をしていても、学者をしていても、商売をしていても、ここは人生懸けてなんとか乗り越えなあかんという時が必ずある。そして、その勝負に打ち克ち、乗り越えて初めて道が拓ける。ずっと順風満帆なんていうことはあり得ませんよ。
宮本輝
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まるで灯台のように、みんなが寝ているときに、陽が昇ってくるまで海を航行する船に光を届けている。そんなふうに、気がつかないけれど、みんな灯台のようなことをしているときがあるんじゃないかと。
宮本輝
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父から言われた言葉に「お天道さまばっかり追いかけるなよ」というのがあります。父の遺言とも言うべき言葉です。日に当たることばかり、自分に脚光が集まることばかり考えるな、ということですね。作家で言うならすごく本が売れるとか、人気作家であるとか、そういうことばかり追うなよ、と。通り雨の時にお天道様を探して飛び出しても濡れるだけだ、そういうことですから、今も耐えております。
宮本輝
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革命は些細なことではない。だが革命は、些細なことから始まる。
宮本輝
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量のない質というものを信じない。
宮本輝
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難しい単語を使うと、一見、賢そうに見えるでしょう。でも実は、「簡単な言葉で深いことを書く」ことはものすごく難しい。そこへ至るまでは長い修業が必要でした。
宮本輝