伊集院静
小説家、作詞家
伊集院静の名言
伊集院静の過去の名言をまとめた名言集です。
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おかしいと思わないか。哀しみと歩くために私たちは生まれてきたのではないはずだ。どうして人をいじめたり、平気で苦しめたりする者がいるのか。それはボクたちの身体の中に何ものにもかえられない素晴らしいものがあるのを忘れているからだ。
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働く上で、生きる上で大切なものは何か。姿勢である。どんな?それは揺るぎない「誇りと品格を持つ」ことだ。
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朝起きた時いつも「今日だ」と思うんです。昨日どれだけ飲んで二日酔いでも、「今日だ。今日のはずだ。今日は今まで書けなかったものが書ける日だと信じよう」と。今日は必ず自分にとって大事な1日になるぞということを、あえて思うようにしているんです。
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逆境は、自分だけにあるものではないと思うことが大事。苦しいことが人生では当たり前。その時は、何で俺だけこんなふうになるんだろうなと思ったんだけど、3年、5年とたっていくうちに分かってくるんです。周りにも同じような境遇の人がいるのに気が付くんです。
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ある程度、もののできている人は、口には出さないけどみんな不運な環境を越えてきている。それどころか、自ら苦しいことを選んでいたりする。
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その仕事は卑しくないか。その仕事は利己のみにならないか。その仕事はより多くの人をゆたかにできるか。その仕事はともに生きるためにあるか。
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若者は欲望のかたまりでいい。純粋は欲望と隣り合わせている。欲望への葛藤など捨てればいい。欲望に忠実であることが純粋の証しだ。たっぷりと欲望につき合うことだ。じたばたすることだ。
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仕事は自分のためにするものではない。すべて誰かのためや、社会を豊かにするために行うものだ。だからこそ、歯を食いしばって打ち込む価値がある。
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恋愛は相手の気持ちを考えて行けるから自分自身も変わることもできる。人は恋愛で成長するものだ。
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頭で考えたら駄目だ。頭で考えるものは、たかが知れている。
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日本は大国なんかじゃない。ちいさな国の、君はちいさな存在だ。しかし君の未来は、時間は、可能性は限りなく大きい。家族や友を想う気持ちは素晴らしいことだ。世界を見よう。真実を知ろう。君と同じように他人のことを自分のことと考えられる大勢の若者がいる。
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ドル建てで預金して金が増えたこともたぶんあるんだろう。じゃ聞くが、君はドルが高くなるために何かしたのかね?ただ見てただけだろう。それで君の金が増えるって、そんなうまい話が世の中にあるわけないだろう。
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いつか君が成長し、逞しい幹と、しなやかな枝と、まぶしい葉をたわませた見事な形の樹になってくれると期待している。大切なのは土の中に、胸の中にある根だ、精神だ。誇りと品格だ。自分を、人を、社会を豊かにしたいと願う精神だ。
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価値ある生き方をしている大人はいるのか。誇るべき生き方はあるのか。私は断言する。そういう生き方をしている大人はいるし、生き方はある。今の君たちの目に見えないだけだ。その人たちも、君と同じ年頃、見えない明日を懸命に探り、一人で歩いていたんだ。
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人は恋をすると、他のモノとは別次元の扱いになるでしょ。今まで経験したことのない「世界で一番崇高なものを手に入れた」という気持ちで心が満たされる。だから恋愛は素晴らしい
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排他的な社会に陥らないためには、排他的な行動に対して沈黙してはいけない。黙っていると助長してしまう。そうすると、終わらないから。結束するしかないんですよ。
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奇跡のような出会いは身の回りでよく起きていること。めぐり逢えていないというのなら、気づいていないだけです。
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人間はずっとやってきたことをやめると、簡単につぶれてしまう。
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要するに3通りしかないんだよね。ひとつはね、強いやつについていく。もうひとつは逃げる。3つ目は独りで闘う。
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今、日本の大人の男はあまりに軟弱である。ちょい不良オヤジ?馬鹿もやすみやすみ言え。そんな呼ばれ方をされるために人生なかばまで歳を重ねた男がいるわけがない。
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苦しいこと、せつないこと、つらいことを経験していなかったら、申し訳ないけど一人前になりませんよ。
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何かを成し遂げたければ、自分は途上だと考える。ひたすら目的地を目指す。そこに至って得られる実りにこそ、人生の価値があると思う。
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ある程度、もののできている人は、口には出さないけどみんな苦しい環境を越えてきている。それどころか、自ら苦しいことを選んでいたりする。
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生きるということは出逢うことだけど、同時に、出逢えばいつか別れる。別れというのは、生きることと併走している。
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恋愛を成功させるには自分に芽生えた好きだと思う感情をそのまま出会った人に向けること。今も昔も「思い込んだら命がけ」でいいんだよ。思い込んではいるけど「これぐらいにしておこう」なんて駄目。
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人は誰でも自分のことがかわいいんです。それはごく当たり前のことで、そうでなければ自分を大切にしたり、向上心というものもなくなってしまう。ただ、大人になったら自分のためだけに生きるのは間違いだからね。己の幸せだけのために生きるのは私は卑しいと思う。
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人生論では同じことしか言っていません。若いときに苦しいこと、つらいことをたくさん経験しなさい、それしかあなたを成長させるものはない、というのと、この世の中に楽な仕事は何一つありません、と。この2つだけだから。
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逆境は、自分だけにあるものではないと思うことが大事なんです。苦しいことが人生では当たり前で、私なんかも弟が死んだり、前の女房が死んだりした。その時は、何で俺だけこんなふうになるんだろうなと思ったんだけど、3年、5年とたっていくうちに分かってくるんです。周りにも同じような境遇の人がいるのに気が付くんです。
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いつも何かを模索し、何かを求め、手をさしのべておかないと運は降りてこない。
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一人で生きよ。耐えて励め。
伊集院静について
伊集院静(イジュウイン・シズカ)は山口県出身の小説家、作詞家。本名・西山忠来。「乳房」、「ごろごろ」で吉川英治文学新人賞、「受け月」で直木賞を受賞。他の代表作に「機関車先生」などがある。2016年には紫綬褒章を受章。作詞家としては伊集院歩名義で活動し、近藤真彦の「愚か者」、「ギンギラギンにさりげなく」などを作詞。1984年に女優の夏目雅子と結婚したが、翌年死別している。
1950年2月9日、山口県防府市に在日韓国人二世として生まれる。のちに日本に帰化。山口県立防府高校から立教大学文学部日本文学科に進み卒業。卒業後は広告代理店に勤務。1981年、月間小説誌「小説現代」に「皐月」を発表して伊集院静名義で小説家としてデビュー。1980年に結婚したが、仕事で知り合った女優の夏目雅子と不倫関係になる。その後妻と離婚して1984年に夏目雅子と結婚するが、夏目雅子は翌年白血病により死去。作詞家としても「伊集院歩」名義で活動し、詞を提供した近藤真彦の「愚か者」は1987年の日本レコード大賞を受賞した。1991年に「乳房」で吉川英治文学新人賞、1992年「受け月」で直木賞を受賞。同年、女優の篠ひろ子と再婚。2002年「ごろごろ」で再び吉川英治文学賞を受賞。2016年に伊集院静は紫綬褒章を受章。
伊集院静の名言を見ている方へお薦めする名言
伊集院静の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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自分の人生は自分にしかつくれない。リスクのない挑戦なんて面白くない。一歩を踏み出し、続けてみないと見えない世界がある。
野村忠宏 柔道家
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イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する。人生も同じだ。失敗しても構わない。大事なのは、失敗してもそこから起き上がることだ。
桑田真澄 元プロ野球選手
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老人とは、気分が動かなくなった人のことを言う。次々と何かをしたいという気持ちでいられる人は、いくつになっても、たとえ体が動かなくても「老人」と呼ばなくていいですよね。
黒柳徹子 司会者、女優、作家
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君はこの先何度もつまづく。でも立ち直る強さも持っているんだよ。
藤子・F・不二雄 漫画家
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苦しみは人を強くするが、喜びは大体において人を弱くするにすぎない。勇敢に堪え忍ぶ苦難と、苦難との間の休息の時間こそが、本当の喜びなのである。
カール・ヒルティ 哲学者、法学者
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君が思い悩み、迷ったことは少しも気にすることはない。何かをつかんだはずだ。
松本清 マツモトキヨシ創業者
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永遠に比べたら、ほんの一瞬しか生きていられないのに、人生なんぞ苦しむに値するものだろうか。
トルストイ 小説家
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勝利とは必ずしも戦いに勝つことだけではない。倒れた時に必ず立ち上がることが勝利だ。
ナポレオン フランス皇帝
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未来のことはわからない。しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずだ。
ウィンストン・チャーチル イギリス首相、軍人、作家
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何かを信頼すること、何かに情熱を持つことは、人生に生きる価値を与える。
オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア アメリカの作家、医学者
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人は少ししか知らぬ場合にのみ、知っているなどと言えるのです。多く知るにつれ、次第に疑いが生じて来るものです。
ゲーテ 詩人、劇作家、小説家
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もしも、人生をやり直すことが、出来るのだとしたら、私はこれまでの生涯を、始めからそのまま繰り返すだろう。
ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家、科学者
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自分に対する不安がなくなると、相手を抑えるためにどうすればいいのかというところに集中できるようになってきました。相手と勝負できるようになったんです。
大谷翔平 プロ野球選手・メジャーリーガー
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私は行く先々で、人が集まっていれば覗き込む。 商品に触ってみる。触ってわからなければ質問をする。 質問してわからなければ買って帰る。子供のように、いつも「なぜ?」と疑問を発しなさい。
安藤百福 日清食品創業者
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人間の最も偉大な力とは、その一番の弱点を克服したところから生まれてくるものである。
カール・ヒルティ 哲学者、法学者