太宰治

小説家

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太宰治の名言

太宰治の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 今の女性は個性がない、深みがない、批判はあっても答えがない、独創性に乏しく模倣ばかり。さらに無責任で自重を知らず、お上品ぶっていながら気品がない。

  • 信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。

  • 十歳の民主派、二十才の共産派、三十歳の純粋派、四十歳の保守派。

    出典:  「太宰治全集・第12巻」

  • 「ね、なぜ旅に出るの?」「苦しいからさ。」「あなたのは、おきまりで、ちっとも信用できません。」

    出典:  太宰治「津軽」

  • トランプの遊びのように、マイナスを全部あつめるとプラスに変わるという事は、この世の道徳には起こり得ない事でしょうか。

    出典:  太宰治「ヴィヨンの妻」

  • ああ、あざむけ、あざむけ。ひとたびあざむけば、君、死ぬるとも告白、ざんげしてはいけない。胸の秘密、絶対ひみつのまま、狡智こうちの極致、誰にも打ちあけずに、そのまま息を静かにひきとれ。やがて冥途めいどとやらへ行って、いや、そこでもだまって微笑ほほえむのみ、誰にも言うな。あざむけ、あざむけ、巧みにあざむけ、神より上手にあざむけ、あざむけ。

  • お酒飲みというものは、よそのものたちが酔っているのを見ても、一種のよろこばしさを覚えるものらしい。

    出典:  太宰治「瘤取りに」

  • 不良とは、優しさの事ではないかしら。

  • いまの世の中で、一ばん美しいのは犠牲者です。

  • かずかずの大恩に報いる事は、おそらく死ぬまで、出来ないのではあるまいか、と思えば流石に少し、つらいのである。

    出典:  太宰治「帰去来」

  • さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。

    出典:  太宰治「津軽」

  • 叔母の言う。「お前はきりょうが悪いから、愛嬌だけでもよくなさい。お前はからだが弱いから、心だけでもよくなさい。お前は嘘がうまいから、行ないだけでもよくなさい。」

    出典:  太宰治「葉」

  • 私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。

  • 安楽な暮らしをしているときは、絶望の詩を作り、ひしがれたくらしをしているときは生のよろこびを書きつづる。

  • 幸福の便りというものは、待っているときには決して来ないものだ

    出典:  太宰治「走れメロス」

  • あなたはさっきから、乙姫の居所を前方にばかり求めていらっしゃる。ここにあなたの重大なる誤謬が存在していたわけだ。なぜ、あなたは頭上を見ないのです。また、脚下を見ないのです。

  • 他の生き物には絶対に無くて、人間だけにあるもの。それはね、ひめごと、というものよ。

  • 怒る時に怒らなければ、人間のかいがありません

  • 玄関まで彼を送って行き、いよいよ別れる時に、彼は私の耳元で烈しく、こう囁いた。威張るな。

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