バカヤローと部下に怒鳴る人は、心に余裕がない人。寝不足で苛立っているとか、胃潰瘍で痛みがあるとか、仕事がうまくいっていないとか、家庭が崩壊寸前とか、余裕が持てない理由はいろいろですが、基本的には、相手によるものではなく、また性格的なものでもなく、自分自身に問題があることが多い。
村上龍 小説家、脚本家
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
自分にどんなに素晴らしいアイデアがあっても、相手が全く違うことを考えていたら僕は何の作用ももたらさない。
見城徹 幻冬舎創業者
-
正直に自分の無知を認めることが大切だ。そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れる。
ウォルト・ディズニー 実業家、アニメーター
-
この世のありふれた人々は、難しい問題の解決にあたって、その熱意と性急さを求めるあまり、権威ある言葉を引用したがる。
ショーペンハウアー 哲学者
-
社長に就任してこの3年間、とにかく悲壮感を見せずに笑顔でなければいけないと自分に言い聞かせておりました。正直いってまださまざまな試練が続いておりますし、心底笑顔になれる材料なんてないんですよ。それでも笑顔でいると、笑顔が周りの笑顔を呼んできてみな明るい気持ちになれるんです。だからこそ笑顔は大切ですね。
豊田章男 トヨタ自動車社長兼CEO
-
部下とは仕事に関して同じ価値観を共有していればいいのであって、友人になる必要はありません。しかし、あなたが部下と友人であるなら、それは幸せなことです。心底いい奴だと思っている人たちと1日8時間から10時間一緒に働くわけですから、あらゆることがより楽しくなります。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
村上龍の他の名言
-
人生を賭けるような仕事というのは、探しても見つからないです。出会うものです。ただ、出会っても、それとも気づかずに素通りしてしまう人が多いようです。つまり、たとえ出会っても、「これだ!これしかない」というようなケースは非常に少ないんですね。「ん?これって何だ?」というちょっとした違和感に近いことが多い気がします。あれはいったい何だったんだろう、何でこんなに気になるんだろう、そんな感じです。
村上龍
-
生きようという姿を示すだけで、他のだれかに何かを与えることができるのではないか。
村上龍
-
雨には優しさがあると思う。燦々と降りそそぐ日差しは確かに爽快だが、気分が沈んでいるときなど、その明るさを敬遠したくなることがある。
村上龍
-
ユーモアのセンスというのは、なくても生きていけますが、あるほうがいろいろと有利です。極端な例ですが、アウシュビッツやシベリアなどの強制収容所で生き延びることができた人たちの特徴として、ユーモアのセンスがあったことがよく指摘されます。プロレスラーのような身体強健な人よりも、ユーモアのセンスがあり、どんなに辛くても周囲を笑わせることができた人のほうが、極限状態をサバイバルできたということです。それは、ユーモアが、人の心や、場を和ませ、たとえ一瞬でも、辛さを忘れさせてくれるからです。
村上龍
-
人間は柔らかい生きものだ、その柔らかさ、脆さ、危うさが人間を人間たらしめている。
村上龍
-
信頼できる人間関係の構築は非常に難しい。信頼を築くには長い時間と手間ひまがかかりますが、失うのは一瞬だからです。しかも、こうすれば信頼できる人間関係を作れるというような、手軽なコツはありません。信頼を維持すべく、自分で考えて、努力することが必要です。考えてみれば、人間にとって最も難しいことなのかも知れません。
村上龍
-
「仲良くしなくてはいけない」というプレッシャーがこの国ではすごい。
村上龍
-
部下の悪いところにばかり目が行くのは性格ではない。誰にでもそういう一面、そういったときはあります。私の場合、気持ちが落ち込んでいたり、いやなことがあったりしたときに、他人の悪い面に目がいきます。苛立ってしまい、他人に当たりたくなるわけです。逆に、充実した時間を過ごし、達成感とともに心身ともに安らいでいるときは、基本的に他人に対して、優しくというか、寛容になることができます。だから、性格を直したり、変えようとするのではなく、まず自分が充実した時間を過ごしているか、仕事で達成感を得ているかを考えてみたらどうでしょうか。
村上龍
-
メールは完璧ではありません。すべての欠点は、長所の隣りにあるものですが、メールは、当然相手の顔も見えませんし、声も聞こえませんし、筆跡もありません。なので、まず、プライベートで、ややこしい話には向いていません。恋人とケンカして、その経緯について弁解しなければならない、というような場合、メールは無味乾燥なものになりがちで、かつ誤解を生むリスクが高い。
村上龍
-
できるだけ謙虚になって「教えを請う」というような態度でないと、相手にされないだけではなく、さらに出世は遅れる。
村上龍