グローバル経済、あるいは金融市場主義には明らかな欠点がある。しかし、だからといってその欠点を列挙して懐古主義に浸るわけにもいかない。リスク管理の方法は、多様性を維持することしかないと思う。
村上龍 小説家、脚本家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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お客さまが中心の世の中になった時、一体企業はどういうことをしなければならないのか。やはり、今までのような20世紀的な発想で物事を考えているのでは駄目です。組織だって変わらなければならない。お客さまが全てを決める。顧客中心主義なんです。
松井道夫 元松井証券社長
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本の形で読者が読む時のことを考えて、めくった時に最初に目に飛び込んでくるものがどういうものか、そこに驚きがあって欲しいし、目を引いて欲しい。
井上雄彦 漫画家
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ビジネスは「命をかけてやらない」こと。ただ、一生懸命にやる。私は過去に2度体調を崩しましたが、あの時は頑張りすぎて、体力が弱っていました。「これではダメだ、健康第一」と肝に銘じ、それ以降は大病とは無縁です。
宮内義彦 元オリックス社長
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マーケットに合うような商品を作っていたのでは遅れをとる。最上のマーケティングはマーケットクリエーションだ。
盛田昭夫 ソニー創業者
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重要なことは、すでに起こった未来を確認することである。すでに起こり、もとに戻ることのない変化、しかも重大な影響を持つことになる変化でありながら、いまだ認識されていないものを知覚し、かつ分析することである。
ピーター・ドラッカー 経営学者
村上龍の他の名言
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ダメな女というタイトルを見てどきっとした女はダメな女ではない。
村上龍
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番組スタッフから頂いた資料をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の意見や疑問を持ち、関連する資料を探しながら読んでいます。
村上龍
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「海外に出る」のも1つの方法かもしれません。私は、30代後半から、40代にかけて、バカみたいに海外に行っていました。それもたいてい一人旅でした。テニスやF1レース、それにサッカーの取材と称して、ヨーロッパを回り、キューバと出会ってからは、映画を撮るという目的もあったのですが、毎年3~4回訪れていました心しかも1か月とか、2か月とか、滞在は長く、あのころ少しだけ世界を知った気がします。20代や30代前半は、ヨーロッパではなく、南北アメリカ、アジア、アフリカなどによく行きました。ヨーロッパに行くには、それなりの知識と、それなりの資金が必要だと思っていたからです。パック旅行ではなく、できたら個人で、それも一人旅で、海外に出るという選択肢は考えてみる価値があると思います。
村上龍
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真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意と絶望が隣り合わせに存在している。
村上龍
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全ての男は、ハンターで、実業家で、そして芸術家だったんだ。
村上龍
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一番自意識が過剰なのが大衆だ。
村上龍
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ユーモアのセンスというのは、なくても生きていけますが、あるほうがいろいろと有利です。極端な例ですが、アウシュビッツやシベリアなどの強制収容所で生き延びることができた人たちの特徴として、ユーモアのセンスがあったことがよく指摘されます。プロレスラーのような身体強健な人よりも、ユーモアのセンスがあり、どんなに辛くても周囲を笑わせることができた人のほうが、極限状態をサバイバルできたということです。それは、ユーモアが、人の心や、場を和ませ、たとえ一瞬でも、辛さを忘れさせてくれるからです。
村上龍
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今の時代は選択肢が豊富なようでいて、じつは“生き方”を選ぶことができない側面があります。一見、ライフスタイルは多様化しているように見えますが、実際には生きていくのに精一杯な人が多い。
村上龍
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ユーモアというのは、「頑張ること」と、真逆です。ユーモアのセンスというのは生まれつきではなく、学ぶものです。ユーモアがまったくない生真面目な家庭に生まれ育った人が、豊かなユーモアの持ち主ということはあまり考えられません。だからといって、自分にユーモアのセンスがないと落ち込む必要はないです。
村上龍
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愛想笑いは世界共通で、ばれてしまうんです。本当に心から笑うと、笑い顔が普通の顔に戻るのに時間がかかる。でも、作り笑いとか愛想笑いはすぐ戻る。
村上龍