村上龍

小説家、脚本家

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村上龍の名言

村上龍の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 自立心だ。自分自身を頼りにする気持ちだ。自分以外の物事に必要以上に影響されないことだ。

  • 関係性が生まれれば、どういう形にせよ、傷は発生する。そして、その傷から自由になろうと決めて努力する場合に限り、傷は何らかの意味を持つのだ。

  • 表現の受け手の想像力とどう向かい合うか、という緊張感が欠けると、作品はどこまでも堕落します。

  • 好きな対象に対して依存しなければ、いつまでも楽しむことができる。

  • 世界中が理解できる方法と言語と表現で、われわれの勇気とプライドを示し続けること。

  • 運命の相手というのは、私はいないと思います。人生の最良のパートナーとなるような女性と付き合うべきなのでしょうが、男女の仲というのはそれほどうまくはいかないものです。

  • 「交換できる有益な情報」を持っていない人は、限られた人脈しか持つことができません。会って話をするメリットが少ないからです。交流会に参加して、名刺を配りまくっても、「有益な情報」を持っていると判断されない限り、すぐに忘れられます。無理して人脈を作ろうなどと思わず、まず第一に「有益な情報」の持ち主になることのほうが重要なのではないでしょうか。

  • まず本当に壁にぶち当たっているのかという問題があります。壁にぶち当たるというのは、まずある程度の成功体験が必要です。成功したあのときと同じように、ありとあらゆる方法を考え、実際に試してみて、それでもダメ、というのが壁です。だから壁にぶち当たってしまう人は、一応かなりの成功者なのです。

  • お金は後からついてくる、というのはどうやら真実らしいです。私がインタビュアーをつとめる番組「カンブリア宮殿」は、成功企業の経営者がゲストですが、彼らに共通するのは「利益を最優先しない」ということでした。

  • 勇気を持って「劣っている」と認めると、いろいろ具体的に考えなければいけなくなる。まず「どこが劣っているのだろうか」と、他の同期と自分の仕事内容・結果、あるいは社内でのコミュニケーションのやり方などを比べてみる必要が出てくる。

  • 「気が合い、飲み込みも早く、教えていて楽しい」という部下のほうが特殊なのではないでしょうか。たいていの場合、「覚えが悪く、学ぼうという意欲もない」人を相手にするほうが「普通」なのだと思います。

  • 案外重要なのは、相手をよく知ること。相手がどんな人か、何に興味があって、どんな考え方の持ち主か、それがわかれば、糸口が見いだせるかも知れません。

  • 異常よりも平凡を描くほうが難しい。

  • 僕は「日本を元気にする」という類の議論は無責任だ、と書いたことがあります。これだけ多様化し成熟した社会で、「日本をどうする」といってできるものではない。個人や企業が努力して、その個が集まって全体が変わっていくというのが本筋だと思います。

  • 「カンブリア宮殿」という番組で多くの経営者の話を伺っていて感じるのは、時代の変化に直面した企業が自らの資源を再発見し、再構成することの重要性です。それを新たな時代に活かすことで、生き残った企業がたくさんあります。

  • 複数の選択肢の中で揺れていて決断できない場合に、誰かの回答を必要とする悩みや葛藤が起きる。優先順位をつけることができれば、誰かに相談する必要はない。

  • 去っていった女はとても良く見える。客観的に考えると、たいていその良さは幻想なのですが、当人はなかなか気づくことができない。

  • 成功とは、生活していけるだけの収入と充実感を持てる仕事を持ち、かつ信頼できる最小の共同体に帰属していること。

  • 本当に「必死で言葉を探して」いるのなら、いつか必ずいい言葉を発見できる。

  • 高度成長の時代というのは、5年後、10年後には「今よりも暮らしが良くなる」と思えた。これは現代との大きな違いですよね。一昔前の中国のように、高度成長時には、年率10%近い経済成長が、20年くらい続いていましたから、社会全体に活気があった。来年は電気式の洗濯機を買おう、カラーテレビを買おう、多くの人がそんなささやかで、かつ確実な希望を持つことができたんです。

  • 自分に向いた仕事は、探して「見つける」ものでなく「出会う」もの。本を読んだり、友達と遊んだり、テレビを見たりする中で、「これ何だろう」と心に引っ掛かり、興味を持ち、調べて出会うもの。子供たちは出会うための時間をたくさん持っている。別に夢を持たなくてもいいから、いつか必ず出会うと思い、好きなことや興味のあることを一日一日やればいい。

  • 幸福って曖昧で、定義もはっきりしていないですから、何にいちばん幸せがあるのだろうとか、そういうことを考えるより、自分にいちばん気持ちがフィットしたり充実したり、刺激的なことを、何かを始めることですよね。僕は「何が幸福か」とか考えなくていいと思うんです。「自分は何に一番充実感があるのか」ということを考えればいい。

  • 努力して手に入れるものに価値があるというのは、芸術家とスポーツ選手にだけ言えることで、貧乏人には当てはまらない、嘘なんだ。

  • 生きてさえいれば、またいつか、空を飛ぶ夢を見られるかも知れない。

  • 教養は一種の情報だ、情報がないと人間は残虐になる。

  • 悪いのは周囲だと決めつけると、気持ちが内向きになるだろ。

  • 雨には優しさがあると思う。燦々と降りそそぐ日差しは確かに爽快だが、気分が沈んでいるときなど、その明るさを敬遠したくなることがある。

  • 生きようという姿を示すだけで、他のだれかに何かを与えることができるのではないか。

  • たとえ、どれほどの苦しい状況に追い詰められても、簡単に死を受け入れてはいけないのだ。

  • 偶然と欲望と生理がからまって歴史ができる。

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