鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです、少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざと言う間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。
夏目漱石 小説家
出典: 夏目漱石「こころ」
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自分の知っていることは自慢し、知らないことに対しては高慢に構える者が少なくない。
ゲーテ 詩人、劇作家、小説家
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批判を避けるのは簡単だ。なにも言わず、なにもせず、何者でもなくなればいい。
アリストテレス 哲学者
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他人に変わって欲しいと思ったら、自ら率先して変化の原動力となるべきだ。
マハトマ・ガンジー 宗教家、政治指導者
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夏目漱石の他の名言
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職業というものは要するに、人のためにするものだということに、どうしても根本義を置かなければなりません。人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である。すでに他人本位であるからには種類の選択分量の多少すべて、他を目安にして働かなければならない。
夏目漱石
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我々は他が自己の幸福のために、己の個性を勝手に発展するのを、相当の理由なくして妨害してはならないのであります。
夏目漱石
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借りた金を返すことを考えない者は幸福なるごとく、死ぬことを苦にせぬ者は幸福である。
夏目漱石
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表面を作る者を世人は偽善者という。偽善者でも何でもよい。表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。
夏目漱石
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自分のしていることが、自分の目的になっていないほど苦しいことはない。
夏目漱石
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人間の目的は、 生まれた本人が、本人自身に つくったもので なければならない。
夏目漱石
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「ああ、ここにおれの進むべき道があった!ようやく掘り当てた!」こういう感投詞を心の底から叫び出される時、あなたがたははじめて心を安んずる事ができるのでしょう。
夏目漱石
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離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、一緒にいさえすれば、例え敵どうしでもどうにかこうにかなるものだ。つまりそれが人間なんだろう。
夏目漱石
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のんきと見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする。
夏目漱石