女は決して征服されない。決して!男が女に対する崇敬の念から凌辱を敢てする場合がままあるやうに、この上ない侮蔑の証しとして、女が男に身を任す場合もあるのだ。愛する者はいつも寛大で、愛される者はいつも残酷さ。
三島由紀夫 小説家、政治活動家
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
僕は彼女が大好きだが愛してなどいない。一方彼女は僕を熱烈に愛しているがそれほど好きではない。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
-
愛する人間が死ぬのを見るより、愛する人間が狂ってるのを見る方が辛いんじゃないかな。
村上龍 小説家、脚本家
-
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
武者小路実篤 小説家、詩人、政治活動家
-
男はどんな女とも幸福にやっていくことができる。その女を愛さない限りは。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
-
尽くす女性は恋人のために何千回も生活を犠牲にするが、相手のうぬぼれに気づいて別れを選ぶ。
スタンダール フランスの作家
三島由紀夫の他の名言
-
時間を支配しているのは女であって、男じゃない。妊娠十ヵ月の時間、これは女の持物だからね。だから女は時間に遅れる権利があるんだよ。
三島由紀夫
-
私は民主主義と暗殺はつきもので、共産主義と粛清はつきものだと思っております。共産主義の粛清のほうが数が多いだけ、始末が悪い。たとえば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける。
三島由紀夫
-
男といふものは、もし相手の女が、彼の肉体だけを求めていたのだとわかると、一等自尊心を鼓舞されて、大得意になるといふ妙なケダモノであります。
三島由紀夫
-
軽蔑とは、女の男に対する永遠の批評なのであります。
三島由紀夫
-
われわれの死には、自然死にもあれ戦死にもあれ、個性的なところはひとつもない。しかし死は厳密に個人的な事柄で、誰も自分以外の死をわが身に引受けることはできないのだ。決してわれわれは他人の死を死ぬのではない。原爆で死んでも、脳溢血で死んでも、個々人の死の分量は同じなのである。自分の死の分量を明確に見極めた人が、これからの世界で本当に勇気を持った人間になるだろう。まず個人が復活しなければならないのだ。
三島由紀夫
-
若さが幸福を求めるなどといふのは衰退である。
三島由紀夫
-
日本人は絶対、民主主義を守るために死なん。ぼくはアメリカ人にも言うんだけど、「日本人は民主主義のために死なないよ」と前から言っている。今後もそうだろうと思う
三島由紀夫
-
人間を一番残酷にするのは 愛されているという自信だよ。
三島由紀夫
-
愛は断じて理解ではない。
三島由紀夫
-
傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子を身につけるものだ。そして往々この鎧帷子が、自分の肌を傷つけてしまう。
三島由紀夫