日本人は絶対、民主主義を守るために死なん。ぼくはアメリカ人にも言うんだけど、「日本人は民主主義のために死なないよ」と前から言っている。今後もそうだろうと思う
三島由紀夫 小説家、政治活動家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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権力というのは、持つ人の人柄、人格によって変わりますよね。よくも使われるし、イッちゃってるやつが使えばとんでもないことになる。そのあたりは本当に難しいですね。あとは、権力というものを長く持ちすぎるのはどうかなって思います。やっぱり権力者が絶えず循環していくことは必要だと思う。
西田敏行 俳優
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未来を見通すためには、歴史を知らなければなりません。
フィリップ・コトラー 経営学者
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自分たちが直接やったわけではないけども、やはりシンパシーを持って時代と共に走ったことについての心情的な責任をとらなきゃいけないなっていうことがあるんです。
蜷川幸雄 演出家、映画監督
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新しい市場には必ず新規参入者が出てくる。 発明したと思っていても、世界では同じことを考えている人が3人はいる。
安藤百福 日清食品創業者
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経済にしろ、政治にしろ、社会にしろ訳が分からん時代になった。殺人事件にしても、いじめにしてもかつては想像しなかったような不気味な事件がありますよね。日本人自体が変わりよる思います。また、かつてないほど大規模に、想像していなかったような場所で地震が頻発する。全く予測不能です。
矢野博丈 ダイソー創業者
三島由紀夫の他の名言
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死は事実にすぎぬ。行為の死は、自殺と言ひ直すべきだらう。人は自分の意志によつて生れることはできぬが、意志によつて死ぬことはできる。これが古来のあらゆる自然哲学の根本命題だ。しかし、死において、自殺といふ行為と、生の全的な表現との同時性が可能であることは疑ひを容れない。最高の瞬間の表現は死に俟たねばならない。これには逆証明が可能だと思はれる。
三島由紀夫
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愛といふ言葉は、日本語ではなくて、多分キリスト教から来たものであらう。日本語としては「恋」で十分であり、日本人の情緒的表現の最高のものは「恋」であつて、「愛」ではない。日本のやうな国には、愛国心などといふ言葉はそぐはないのではないか。すつかり藤猛にお株をとられてしまつたが、「大和魂」で十分ではないか。
三島由紀夫
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嫉妬こそ生きる力だ。
三島由紀夫
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このごろは、ベタベタ自分の子供の自慢をする若い男がふえて来たが、かういふのはどうも不潔でやりきれない。アメリカ人の風習の影響だらうが、誰にでも、やたらむしやうに自分の子供の写真を見せたがる。かういふ男を見ると、私は、こいつは何だつて男性の威厳を自ら失つて、人間生活に首までドップリひたつてやがるのか、と思つて腹立たしくなる。「自分の子供が可愛い」などといふ感情はワイセツな感情であつて、人に示すべきものではないらしい。
三島由紀夫
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国家がなくなって世界政府ができるなんという夢は、非常に情けない、哀れな夢なんです。…資本主義国家も国家が管理している部分が非常に大きくなっておりますから、実際の国家の時代という点では、国家の管理機能はむしろ史上最高ぐらいまで達しているのではないか。
三島由紀夫
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無秩序が文学に愛されるのは、文学そのものが秩序の化身だからだ。
三島由紀夫
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音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている。
三島由紀夫
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男性は本質を愛し、女性は習慣を愛する。
三島由紀夫
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潔癖さといふものは、欲望の命ずる一種のわがままだ。
三島由紀夫
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理想的な「他人」はこの世にはないのだ。滑稽なことだが、屍体にならなければ、人は「親密な他人」になれない。
三島由紀夫