少壮時代に心の田地に卸された種子は、容易に根を断つことの出来ないものである。
森鴎外 小説家、評論家、医者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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男と交際しない女は少しずつ色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる。
アントン・チェーホフ 劇作家、小説家
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人間一生、いやしくも命のある間は遊んで暮らす法はない。
国木田独歩 小説家、詩人
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運やチャンスというのは誰にでも同じように巡ってきていて、それに気づいて掴むか、掴み損ねるかのどちらかなんですよ。
岡田武史 サッカー監督、元サッカー選手
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外国へ行く者が、よく事情を知らぬから、知らぬからと言うが、知って往こうというのが、良くない。何も、用意をしないで、フイと往って、不用意に見てこなければならぬ。
勝海舟 幕臣、政治家
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夜の熟睡を死んだように眠るとたとえるのは、適切な表現かもしれません。人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。「日々これ新たなり」ですね。
瀬戸内寂聴 小説家、僧侶
森鴎外の他の名言
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日の光を借りて照る大いなる月たんよりは、自ら光を放つ小さき燈火たれ。
森鴎外
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富人が金を得れば 悪業が増長する。貧人が金を得れば堕落のはしごを降って行く。
森鴎外
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女はどんな正直な女でも、その時心に持っていることを隠してほかの事を言うのを、男ほど苦にはしない。
森鴎外
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打ち明け過ぐるも悪しく、物隠すように見ゆるも悪しきなり。
森鴎外
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人に言うべき事は最後まできちんと言うがよい。全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ。
森鴎外
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善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。それを破ろうとするのは悪だ。
森鴎外
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人の光を借りて我光を増さんと欲するなかれ。
森鴎外
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己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。天下に一人もそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなければならない。それに安じて恬然としていなくてはならない。
森鴎外
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一匹の人間が持っているだけの精力を一事に傾注すると、実際不可能な事はなくなるかも知れない。
森鴎外