恋愛もなければ、係恋もない。いったいこんな閲歴が生活であろうか。どうもそうは思われない。真の充実した生活では確かにない。
森鴎外 小説家、評論家、医者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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疲れを感じたら、あれこれ考えずに、休むか、寝てしまおう。
ニーチェ 哲学者
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小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただ1つの道だと思っています
イチロー プロ野球選手、メジャーリーガー
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幸福な人生というものは、人々が敗北してカブトを脱いだ時点を、「ほんの少しだけ過ぎた時」にやってくる。
ナポレオン・ヒル 自己啓発本作家
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60代後半の談志は素晴らしかった。芝浜、鉄拐、金玉医者、粗勿長屋、居残り等々、己で抱きしめてやりたい程の出来であった。加えて落語論も己なりに納得もした、わかったのだ。それが70代で一休み、好きな芸事で時を楽しむ予定がまったく崩れた。理由は体力だったのである。そのバックには病気であろう。まったく元気なし、ツマラナイ、古き名人達の芸も、懐かしき映画のビデオも、集めた演芸の資料も、それを聞き直し、楽しむ元気がないのだ。
立川談志 落語家
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あれもほしい これもほしい ああなりたい こうなりたい 欲望いっぱいのこの自分 そういう自分の運転手は自分
相田みつを 書家、詩人
森鴎外の他の名言
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現在は過去と未来との間に画した一線である。この線の上に生活がなくては、生活はどこにもないのである。
森鴎外
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私は学殖なきを憂うる。常識なきを憂えない。天下は常識に富める人の多きに堪えない。
森鴎外
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一々のことばを、はかりの皿に載せるような事をせずに、なんでも言いたい事を言うのは、われわれ青年の特権だね。
森鴎外
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一体、日本人は生きるということを知っているのだろうか?
森鴎外
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人間は遅疑しながら何かするときは、その行為の動機を有り合わせの物に帰するものと見える。
森鴎外
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おれなんぞの顔は閲歴がだんだんに痕を刻み付けた顔で、親に産み付けてもらった顔とは違う。
森鴎外
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世間の人は虎を、性欲の虎を放し飼いにして、どうかするとその背に乗って滅亡の谷に落ちる。
森鴎外