痛ましい陣痛の苦しみであるとは云え、それは君自身の苦しみ、君自身で癒やされなければならぬ苦しみだ。
有島武郎 小説家
出典: 有島武郎「小さき者へ・生れ出づる悩み」
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森鴎外 小説家、評論家、医者
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若い人たちは、自分たちは絶対年を取らないとでも思っているのだろうか。人生のうち、青春として知られる時期ほど短いものはない。
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人知におもいあがっている人間はいつかそのためむごい罰をこうむる事があるのでは なかろうか。
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死ぬ事は人にとって最悪の事態ではない。
プラトン 哲学者
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お前たちの若々しい力はすでに下り坂に向かおうとする私などにわずらわされていてはならない。たおれた親を食い尽くして力を蓄える獅子の子のように、力強く勇ましく私を振り捨てて人生に乗り出していくがいい。
有島武郎
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不幸なそして同時に幸福な、お前たちと父と母との祝福を胸にしめて、人の世の旅に登れ。前途は遠い。そして暗い。しかし恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。行け・勇んで。小さき者よ。
有島武郎
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お前たちは遠慮なく私を踏み台にして、高い遠い所に私を乗り越えて進まなければ間違っているのだ。
有島武郎
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諸々な力が男の心の中で奇跡を働く、
然し女の心の中で奇跡を働くものは恋愛のみだ。有島武郎
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向かおうとする私などにわずらわされていてはならない。たおれた親を食い尽くして力を蓄える獅子の子のように、力強く勇ましく私を振り捨てて人生に乗り出していくがいい。
有島武郎
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労働をなさざる人に真性の快楽は決して与えられず
有島武郎
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憎しみとは人間の愛の変じた一つの形式である。
有島武郎
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私にとっては現在を唯一の宝玉として尊重し、それを最上に生き行くほかに残された道はない。 私はそこに背水の陣をしいてしまったのだ。
有島武郎
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私が子供に対して払った犠牲らしく見えるものは、子供の愛によって酬いられてなお余りがある。
有島武郎
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神は急がないのに、人だけは何を苦んで焦り急ぐのだ。
有島武郎