悟りということは、いかなる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りということは、いかなる場合にも平気で生きていることであった。
正岡子規 俳人、歌人
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人間の奥底には生きる意味を「死に物狂い」で知りたがる願望が激しく鳴り響いている。
アルベール・カミュ フランスの小説家
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僕は朝起きたときから、義務感をひとつひとつ打ち消す作業を続けています。「~しなければ」を「~したい」に切り替えるんです。たとえば、「顔を洗わなきゃ」なら、「どれだけ少ない水で洗えるか」とゲーム化する。「それができたら苦労はしないよ」と思われるかもしれません。たしかに最初は難しい。でも続けていると、少しずつできるようになります。
武田双雲 書道家
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どんなによい畑だって3年も放っておいたら、雑草だらけになるのと同じように、人間の心も手入れしないと草だらけになります。草が生えると、道徳は廃れ、ゴミを投げるようになる。自分が常に正しくいられるためには、自分の心の雑草を刈ってゴミが入らないように、いつもきれいにしておくことが大事です。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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30代半ばで「花芯」という小説を出した時、ポルノ小説だと言われて本当にひどいいじめに遭いました。私も若気の至りで、「そんなことを言う批評家はインポテンツで、女房は不感症だろう」なんて言ってしまったから、袋だたきに遭って。結局、文芸誌から5年間、締め出されてしまった。でも、そんなときも負けてなるものかと思ったわね。
瀬戸内寂聴 小説家、僧侶
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自分も楽観主義の部分がありますね。仕事がない時期もありましたが、ノウノウとやっていました。酒を飲んで寝ちゃったり、朝から「寅さん」や「007」などのシリーズ映画を1巻からずーっと観て、ダラダラ過ごしたりしていましたよ。もちろん苦しかったです。苦しいんですけど「いつか、なんとかなるだろう」っていう気持ちも常にあったんです。
内村光良 コメディアン、タレント
正岡子規の他の名言
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巧を求むるなかれ、拙を蔽うなかれ、他人に恥ずるなかれ。
正岡子規
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人の希望は、初め漠然として大きく、後、ようやく小さく確実になるならびなり。
正岡子規
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病気の境涯に処しては、病気を楽しむという事にならなければ生きて居ても何の面白みもない。
正岡子規
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この百日という長い月日を経過した嬉しさは人にはわからんことであろう。
正岡子規
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病床六尺、これが我が世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。
正岡子規
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自個の著作を売りて原稿料を取るは少しも悪き事に非ず。 されどその著作の目的が原稿料を取るといふ事より他に何もなかりしとすれば、著者の心の賤しき事いふまでもなし。
正岡子規
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世間恐るべきは猛獣毒蛇にあらず 壮士暴客にあらず ただ勉強家と沈黙家と謙遜家とのみ。
正岡子規
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禅の悟りとは、いつでも、どこでも死ぬる覚悟ができることだと思っていたが、よく考えてみると、それは大変な誤りで、いかなる場合でも、平気で生きることであることがわかった。
正岡子規
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見る所狭ければ自分の汽車の動くのを知らで、隣の汽車が動くように覚ゆる。
正岡子規