犠牲を清らかならしめよ。自分を犠牲にした者は、自分を犠牲にしたことを忘れるのが、美しい犠牲の完成なのだ。
川端康成 小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人間には「できることをやってしまう」という、悪い癖があることです。「できることをやらない」という成熟に達することが、本当に難しい。子育てだってそう。つい手伝いたくなるけれど、親は、やらずに見守ることが大切なのです。
養老孟司 解剖学者、著作家
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私は早世を望む。老人になるのが嫌なのだ。
バイロン卿 詩人、軍人
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オフィスは朝から晩まで、ずっと温度も明るさもずっと「同じ」な訳ですからね。丸の内と霞が関って似ているでしょう?都会のマンションから丸の内や霞が関のビルに通う毎日を送っている人がいたら、どう考えても何かが足りないんだよね。じゃあそれはなんだろう?そうすると足りない物は何かって、良く分かるんだよね。結局ね、「知覚」なんですよ。やっぱり今、「感覚」が相当無視されてるんだと思います。
養老孟司 解剖学者、著作家
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米国留学時代、寮のルームメイトが法学を学んでいるエリートで、毎日のように彼と様々なことを議論しました。私は電電公社の社員でした。日本を支える大企業であり、そのことを誇らしく思っていました。そういう話をすると、彼は「そんな人生はつまらない」と言うのです。独占企業に勤めるなんて面白くない、と。「それまでにない新しいことを、リスクをとってつくりあげていくことが、価値ある人生だ」というわけです。当時の日本では、大企業に入って出世していくのが価値のある人生だとされていました。その価値観を否定されたのは衝撃的でした。でも半年後には、彼の考え方に共感するようになっていました。
千本倖生 DDI(現KDDI)共同創業者、イー・アクセス、イー・モバイル創業者
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「神の国は汝らのうちにあり」というキリストの言葉が私にとって正しい認識をもたらしてくれた。天国は、過去にでもなく、また将来にでもなく、現在、私たちの内にあるのだ。
アンドリュー・カーネギー カーネギー鉄鋼会社創業者
川端康成の他の名言
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たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。
川端康成
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死んだ時に人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。
川端康成
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自分は「怠け者」であり、川端文学は「怠け者の文学」である。
川端康成
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親の生涯の成功か失敗かは、子供の結婚の成功か失敗かにもよるらしい。
川端康成
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人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ。
川端康成
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死んだ者の罪を問わないのは、今は生きていてやがて死ぬ者の、深い真理かもしれませんよ。
川端康成
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一輪の花美しくあらば、われもまた生きてあらん。
川端康成
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誰にもかれにも、同じ時間が流れていると思うのはまちがいだ。
川端康成
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四十歳五十歳という風に、十を境にして生涯を区切ることは、一種の便宜であり感傷であって、半ばは人間の緩怠の性癖に過ぎないだろう。
川端康成
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なんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。忘れないのね。別れたあとってそうらしいわ。
川端康成