昔は士というと、一種の階級であった。今はそうではない。社会的の階級でなく、頭の階級である。相当な教育を受けたものは、みな士となるものである。学士などは即ち士だ。士格のものである。士は所謂指導者である。英語でいうリーダーである。
新渡戸稲造 教育者、思想家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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改革は、常にゼロベースから考えないと目標を見失いがち。
勝間和代 公認会計士、経済評論家
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はじめから堂々とオープンにしていたら、たとえ批判されても大きな問題には発展しにくい。
田原総一朗 ジャーナリスト
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即断、即行できる見識と機敏な実行力は指導者に不可欠の要件だ。
松下幸之助 パナソニック創業者
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そう遠くない将来、全ての企業が IT企業になると思います。ITを活用するかどうかという選択が生命線になりつつあるわけですね。更に進 んで、IT に対してどのような投資をするのか、あるいはどのような戦略的経営判断をするのかが、どの業 種にあっても重要になります。
まつもとゆきひろ(Matz) ソフトウェアエンジニア
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一番大事なのは危機感と理念を全員で共有すること。
岡田武史 サッカー監督、元サッカー選手
新渡戸稲造の他の名言
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名誉は「境遇から生じるもの」ではなくて、それぞれが自己の役割をまっとうに務めることにあるのだ、ということに気づいているのは、ごくわずかの高徳の人びとだけである。
新渡戸稲造
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勇気が人の精神に宿っている姿は、沈着、すなわち心の落ち着きとしてあらわれる。
新渡戸稲造
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バックボーンたる精神を捨てれば、それに代わるものとして登場するのは、目に見える物質主義となるのは必然である。
新渡戸稲造
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籠城主義もいいが、それは手段であって目的ではない。寄宿舎の窓を開いてもっと世の中に接し、社会的観念を養成して実社会に活動できる素地をつくれ。
新渡戸稲造
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とにかく物事には明暗の両方面がある。私は光明の方面から見たい。そうすれば、おのずから愉快な念が湧いてくる。
新渡戸稲造
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例えば、宗教家が神は存在すると言う。これは事実とは言えない。けれども真理である。
新渡戸稲造
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勇気がある人というのは、心の落着きが姿にあらわれているものです。
新渡戸稲造
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武士道精神は損得勘定をとらない。むしろ足らざることを誇りにする。
新渡戸稲造
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人は誰しもいったん安定した世界に身を置くと、精神もそれにならって俗化し、理想を忘れてだんだん怠惰になっていくようだ。青春時代に描いた夢や理想とは、かけはなれた生活をしながらも、自分を磨こうという気持ちすら忘れ、そのぬるま湯の心地よさにいつしか慣れて、満足に本も読まず、堕落した生活を送るようになっていくのである。
新渡戸稲造