グリエルモ・マルコリーニ
発明家、起業家
グリエルモ・マルコリーニの名言
グリエルモ・マルコリーニの過去の名言をまとめた名言集です。
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長い経験によると、論理的な考察だけによって不可能だと判断するのはやめるべきだ。論理的な考察というものは、関連する要素についての不十分な知識に基づいている。
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これからの時代は教育も通信によって行われるようになるだろう。
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無線通信時代の到来は戦争をなくすだろう。なぜなら、それは戦争をバカげたものにするからだ。
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我々は電磁気学の分野で入り口に立っただけなのだ。この分野には人間が想像できる以上の驚きがひそんでいるかもしれない。
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科学がこれまでに発見してきたものー宇宙の広大さ、星々の成り立ち、原子の限りない微細さ、まだ概要しか判明していない宇宙創生、測定単位の数値化を考えると、我々はこの世界を構成する膨大な仕組みに驚かされる。
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科学がこれまで成し遂げてきたことの偉大さと、ノーベル委員会の公正さにより、ノーベル物理学賞は自然科学の分野における真に最高の栄誉だと考えられているのです。
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私は世界を良くしたのだろうか、それとも世界の脅威を増したのだろうか?
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仕事で自然の力と接するほど、私は人間が神の僕であると実感する。私はすべてのものごとは永遠の創造者、守護者に行き着くという偉大な真実に近づく。私が専門とする科学は、人々が助け合い、お互いを理解し改善するために、人々を近づける神のご意思に過ぎない。
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生命の謎は、人類に課せられた永遠にして最大の課題である。人類に思考が生まれたときから、人類の起源と将来は難題であった。信仰の問題を抜きにしても、科学がそれを解決することは不可能であろう。
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キリスト教徒であることに誇りをもっているが、私は科学者でもある。無線機器は荒野を隔てて伝言を届けることができる。祈りは人間の精神が永遠に向けて目に見えない波動を送るが、無線通信は同様のことを神の目の前で成し遂げているのだ。
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日に日に人類は時間と空間との戦いに勝利していっているように思われる。
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昨日の不可能が今日の可能となり、全盛期の空想が今や事実として我々の目の前に出現している。人間の努力とは実に恐ろしいものである。
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人々はお金の性質を理解していないように思われる。それは世の中を循環するものであって、備蓄しておくものではない。
グリエルモ・マルコリーニの名言を見ている方へお薦めする名言
グリエルモ・マルコリーニの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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神は死んだ。
ニーチェ 哲学者
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時にはものごとの意味を知るだけでは十分ではない。何を意味しないかを理解しなければならない時がある。
ボブ・ディラン 歌手
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今日どうしてもいじめられたいっていう時に、ホームページを見て認可か無認可か調べてるようなそんな殿方はいないでしょ。
マツコ・デラックス タレント
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信念のための場所をつくるために、わたしは知識を取り除く必要があった。
イマヌエル・カント 哲学者
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直感は天性のものなのか、環境で育まれるものなのか、私にはよくわかりません。ただ、後から努力の積み重ねで磨かれるものではあると思います。
羽生善治 棋士
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ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの。
太宰治 小説家
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非常に優れた法は、時代を選ばないものだ。
モンテスキュー 哲学者、法学者
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民主主義が堕落するのは、平等の精神が堕落した時だけではない。極端な平等主義が蔓延った時にも堕落するのだ。
モンテスキュー 哲学者、法学者
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私は尊敬というよりも、西郷南洲の生き方すべてを敬愛しています。もう好きで好きでしょうがない。なぜなら、あれだけの政治的な権力を持ちながら、西郷の弱者に対する思いやりの深さは並みではありません。そのことに私は好感を持つわけです。残念ながら、いまのリーダーと呼ばれる人たちは、そうではありません。最初は誰だって謙虚だったと思います。ところが最近の政治家を見ましても、傲慢そのものです。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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これは大いにあり得る話だが、私は出馬によってお金を儲ける最初の大統領候補になるかもしれない。
ドナルド・トランプ 第45代アメリカ合衆国大統領、実業家
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嘘つきが嘘をつくのは、注目を惹くためであり、喜ばせるためであり、楽しませるためである。嘘つきは文明社会の基礎なのだ。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
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平和憲法というのは、占領軍が押し付けたというよりも、1928年の国際連盟のきっかけにもなった不戦条約の精神を引き継いでいるもので、決して歴史的に孤立しているものでも、占領軍に押し付けられただけのものでもないと思うんです。
宮崎駿 アニメーション作家、映画監督
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日本政府は我が社の収益の多くを税金として取り上げているのだから、リスクを冒さずに我が社のパートナーになっているも同然なのである。
盛田昭夫 ソニー創業者
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人生は常に複雑である。複雑なる人生を簡単にするものは、暴力よりほかにあるはずはない。
芥川龍之介 作家
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富める者を貧しくしても、貧乏な者は裕福にならない。
ウィンストン・チャーチル イギリス首相、軍人、作家
グリエルモ・マルコリーニについて
イタリアのボローニャ生まれの発明家。無線通信を発明し、その技術をもとにマルコリーニ無線通信会社を創業した。マルコリーニ株式会社はイギリスの総合電機メーカー、ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(アメリカのゼネラル・エレクトリックとは無関係)に発展した。1909年に無線通信の発明によりノーベル物理学賞を受賞。
1874年グリエルモ・マルコリーニはイタリア・ボローニャに生まれる。一家は富裕な地主であった。若くして科学に興味を持ち、物理学者で大学教授のアウグスト・リーギのもとで電磁気学を学び、自宅で無線での通信実験に没頭するようになる。マルコリーニの無線通信は技術的に革新的なものではなく、他の研究者と同様の方式で実験を繰り返し、機器を最適にチューニングすることによって伝送距離を伸ばした。1895年にグリエルモ・マルコリーニは1.5kmの無線通信に成功し、翌年イギリスのロンドンに支援者が現れ、ロンドンに移り住んだ。1897年3月にはモールス信号を6km伝送することに成功し、さらに同年中に16kmの通信に成功。その成果によりイギリスはもとより、世界中からマルコリーニの研究に注目が集まるようになった。マルコリーニは母国イタリア、アメリカなどでも公開実験を行って無線通信を成功させた。1897年マルコリーニは「The Wireless Telegraph & Signal Company」(無線通信・信号会社)を設立し1900年には「Marconi's Wireless Telegraph Company」(マルコリーニ無線通信会社)に名称変更した。1901年イングランド・コーンウォールからカナダ・ニューファンドランド島まで大西洋を横断して3500kmの無線通信に成功。1902年には北米側のカナダ・グレスベイからイギリス・ウェルフリートへの通信に成功している。1909年無線通信の発明によりグリエルモ・マルコリーニはノーベル物理学賞を受賞。1920年マルコリーニ無線通信会社はイギリスでラジオの試験放送を開始。同年西ヨーロッパに向けてラジオの国際放送の試験を行った。マルコリーニの発展させた無線通信は、娯楽放送や軍事通信で広く採用されるようになっていった。1924年イタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世により公爵に叙爵された。1937年の心筋梗塞により死去。享年63歳。