既存のものに新しいものを持ち込もうとしたとき、必ず反対意見が出ますが、ある時は説得して、ある時は権力をもって反対派を抑える。そして組織を進化させていく。それがまさにイノベーションのプロセス。
竹中平蔵 経済学者、政治家
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
大いなる思考は会議で生まれたことはなかった。
F・スコット・フィッツジェラルド 小説家
-
自分の意見が方向転換させられたときこそが、組織にとって、「一番いい方法」にたどり着く兆しだ。本当は、そういう話し合いが一番クリエイティブで面白いはずだと、ぼくは思ってきた。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
-
チームの規模を非常に小さくしている。最初は1人だけのこともある。ほとんどのチームは2、3人だ。一旦軌道に乗ると、沢山の人が係わり始める。イノベーションは小さなグループから起こるものだ。
ラリー・ペイジ Google創業者
-
命令を質問の形に変えると、気持ちよく受け入れられるばかりか、相手に創造性を発揮させることもある。
デール・カーネギー 評論家、著作家
-
Googleではイノベーションとリスクを強く奨励している。でも、それはなかなか自然には起こらない。特に会社の中では。そこで従業員全員に20%の時間を与えている。その時間は何でも一番やりたいことを自由にやるのだ。その中からイノベーションが生まれている。Gmailももそうやって生まれた。
ラリー・ペイジ Google創業者
竹中平蔵の他の名言
-
コロンビア大学のインドから来た留学生がフォーチュン500の経営者・CEO全員にアンケート調査を行いました。「あなたが大会社のトップになれたのはなぜだと思いますか」という質問をしたところ、一番多かった回答は、「自分のやりたいことを仕事にしたからだ」という答えだったそうです。
竹中平蔵
-
私の最初のキャリアは政府系の銀行でした。そこで多くの企業の審査をして、1つだけ学んだことがあります。それは、いい企業というのは社長から末端の従業員まで同じことを言う。同じ問題意識を持っており、コミュニケーションが図られています。
竹中平蔵
-
良い経営者は皆、共通して話し上手です。自分が良いことを考えているだけではなく、周りの人を説得しなければいけません。
竹中平蔵
-
日本はパーツで良いものを持っていても、システム化するのが苦手です。自動運転車を見ても、確かに日本のセンサーは優れています。しかし、道路交通法で「車の運転は人が行うもの」と定められているため、公道で実験できません。これではイノベーションは起きない。日本はそういった弱さが克服できていません。
竹中平蔵
-
「自分の目で将来を見ることができる」「説明する力を持っている」「組織を動かす力を持っている」。この3つが、リーダーの条件。
竹中平蔵
-
小さな問題でも、解決することで組織は大きく前進することがよくある。
竹中平蔵
-
企業は人財と資金とノウハウの生きた集合体ですから、資金やノウハウが十分にあっても、人財がなければうまくはいきません。
竹中平蔵
-
組織が大きくなるほど、細部まで情報が行き渡りません。しかし、業績を上げている会社は、物事に対する姿勢が上から下まで徹底しているものです。
竹中平蔵
-
チャンスは天から降ってくるものではなく、自分で掴みにいかなければならない。時代認識を踏まえた積極性が重要。チャンスを意識して一歩踏み出さねばならない。
竹中平蔵