研究者は役に立つかわからないものを研究すべきだし、科学研究費助成事業のように、海のものとも山のものともつかない研究を支援する仕組みが、国全体の技術力を維持するうえで非常に大切です。
山中伸弥 医学者、iPS細胞の開発者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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自民党では本気の改革はできない。自民党の公約は、野心的な数値目標が掲げられている。基本的には賛成だ。しかし自民党はそれをどうやって実現するのかを逃げている。あの野心的な数字を実現するためには、死に物狂いの改革を断行しなければならない。しかしその改革には死に物狂いで既得権が抵抗する。
橋下徹 弁護士、政治家
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「1日8時間働く」って誰が決めたのかなって。それを6時間にする事で、みんな無駄な仕事をどんどんカットするんですよ。今まで当たり前だと思ってやってた事が、実は不必要な仕事だった、なんてことはたくさんあります。実際、労働時間を減らしても生産性はあがりましたからね。
前澤友作 ZOZO創業者
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我々は国威を持ちなおす力を持ちながら、それに気づくことなく他国からのさまざまな収奪に晒されているということにそろそろ気づいて出直すべき歴史の季節にさしかかっていると思う。
石原慎太郎 作家、政治家
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権力というのは、持つ人の人柄、人格によって変わりますよね。よくも使われるし、イッちゃってるやつが使えばとんでもないことになる。そのあたりは本当に難しいですね。あとは、権力というものを長く持ちすぎるのはどうかなって思います。やっぱり権力者が絶えず循環していくことは必要だと思う。
西田敏行 俳優
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どんな愚かな者でも、他人の短所を指摘できる。そして、たいていの愚かな者が、それをやりたがる。
ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家、科学者
山中伸弥の他の名言
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再生医療に限らず、科学にはすべて功罪をもたらす二面性があり、いわば諸刃の剣です。iPS細胞もうまく使えば人類の健康と福祉に貢献しますが、人工的に新しい生命すらつくることができますから、使い方を間違えれば恐ろしいことが起こりえます。どこまでが許され、どこからが許されないのか。これは非常に大きな問題です。ですから、それを研究者だけで決めるわけにはいきません。文系の方、倫理の専門家、一般市民、患者さんやその家族、そういった方々と一緒に議論を進めていく必要があると思っています。
山中伸弥
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日本では創造的な仕事をしているかよりも、話がうまいとか、有力な研究室の出身かどうかなどで評価される。やる気のある若い人にきちんとチャンスが与えられる環境づくりが必要だ。
山中伸弥
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企業の研究所では、論文を発表する前に知財を押さえます。私たちもiPS細胞を発見したときは、論文を書きたくありませんでした。論文を書いたら、ライバルの研究者たちがこぞって追いかけてくるのがわかっていたからです。もし、企業の研究所に勤めていたら、iPS細胞の根幹に関わる部分を特許で盤石に固めるまで、何も発表しなかったかもしれません。
山中伸弥
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実験をしてみて予想外の結果がでたら研究はあきらめて、別の遺伝子の研究を始めるということもあると思います。僕の場合は、目の前で起こっている現象、特に結果が予想を外れた時こそすごく興味を持って、どうしてもそれを調べたくなって、そっちに行ってしまうタイプ、目の前の結果を大切にするといいますか、それに心を奪われるタイプだと思います。どちらがいいかはわからないんですが。
山中伸弥
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理系離れは深刻です。日本では研究者の地位があまりに低い。若い人たちに研究者が魅力的な仕事に見えていません。このままでは担い手がいなくなってしまうと懸念しています。米国は日本の逆です。研究者の社会的地位が高い。ハードワークなのは日米同じですが、ちゃんとした家に住んで、ホームパーティーを開いて、楽しく暮らしている人が多いのです。給料そのものも高く、ベンチャー企業とのつながりも強い。米国では研究者が憧れの職業なのです。
山中伸弥
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ただ机上で頭を抱えて考えているだけでは、何も生まれない。
山中伸弥
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再生能力というのは、がんになるのと紙一重だと思っている。高い再生能力を持っているということは、同時にがんがすごくできやすいということなのではないか。
山中伸弥
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研究不正を防ぐ方法は研究ノートのつけ方を徹底させることだ。機構ではノートをチェックする人の雇用も含めて対応してほしい。
山中伸弥
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私は毎月アメリカに行っていますので、海外から日本を見る機会が多くあります。その中で、やはり今、経済面はもちろんのこと、科学の面でも、世界の中での日本の地位が徐々に下がっていると実感します。これまでアジアの中で日本は、科学の面では圧倒的にトップを走っている時代がずっとありましたが、今は危うくなってきています。
山中伸弥