古いマーケティングは、セールス、広告、プロモーションなどをテーマとしてきた。マーケティングのスキルセットで、もちろん、依然間違いではないが、今ではもっと広い意味で捉え直すべきだ。新しいマーケティングは、ターゲット顧客に対してより優れた価値を創造し、コミュニケーションし、届けること。そして、マーケティングは今、大きく変わろうとしている。最新のマーケティングは、マーケティングを企業の成長エンジンと捉える。
フィリップ・コトラー 経営学者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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「ほぼ日」手帳も「自分が欲しい」が動機ですね。手帳に満足した覚えがなかったですから。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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小売りのプロからすれば、素人が何アホなこと言っているんだとなりますが、素人だからできる発想もあります。小売りの流儀を守っていては「二番手」という枠から一歩も外に出られません。既存のルールでは、トップには戦いを挑めません。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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規制改革が進むと、これまで縦割りだったいろいろな業界の垣根が崩れます。我々に近いところで言えば、ドラッグストア、調剤薬局、スーパーなどでしょうか。これまで別の社会的機能を果たしてきた企業が、同じ土俵で争うことになる。そうした時、現代のニーズに合わせてどんな新しい機能を、1店1店が地域に提供できるかが問われてくるはずです。特許などがないサービス業というのは、誰でもできることなんです。だから「ドラッグもコンビニに入っていきましょう」ということが実際に起きている。そこで起きる競争こそ、イノベーションの源泉になります。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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僕は常に常識を疑っています。政治、経済、社会、あらゆるルールやシステムを疑っている。なぜ、そんなルールが決まっているのか?いったい誰が決めたのか?本当にみんなの幸せに役立っているのか?このような反骨精神を持っていれば、きっと何かを変えたくなるはずです。「こりゃあ、ねぇだろう」と不満に思うことがたくさんあればあるほど、新しい発想やイノベーションが生まれやすい。そんな人が起業家に向いていると思います。世の中に何の不満もなければ、イノベーションを生み出すことはできません。
前澤友作 ZOZO創業者
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シェアが目まぐるしく変化している業界では、次々に新しいイノベーションを起こすことが必要ですし、さらにはひとつの意思決定のミスが致命的な結果を生むこともあります。
南場智子 株式会社ディー・エヌ・エー創業者
フィリップ・コトラーの他の名言
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景気後退期に企業が実行すべきマーケティングの基本動作は4つあります。1.顧客がどう変わりつつあるのかを注視すること。2.自社の製品やサービスを再点検すること。3.製品が顧客の手に届くまでの全プロセスを再点検すること。4.販売促進の抜本的な改革をすること。
フィリップ・コトラー
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あらゆるものがブランドであり、あらゆる人がブランドである。
フィリップ・コトラー
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戦略的に正しい行動を取ることは、短期的な利益を出すことよりも重要だ。
フィリップ・コトラー
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創造とイノベーションに継続的に取り組む企業だけが、実り豊かな将来を手にするチャンスを与えられている。
フィリップ・コトラー
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顧客を勝ち取り繋ぎ留めておく鍵は、競合他社よりも的確に顧客のニーズと購買プロセスを理解し、より多くの価値を提供することである。
フィリップ・コトラー
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マーケティング理論に必ず出てくる「4つのP(製品【Product】、価格【Price】、立地【Place】、宣伝【Promotion】)」を結び付けて、一体化させる要がブランドなのです。
フィリップ・コトラー
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かつてマーケティング部門は製品やサービスの情報を顧客に伝えるコミュニケーションが主な役割でした。現在では製造開発、販売など社内のほかの部門、納入業者や卸売業者などの取引先、そして顧客と密接に連携していくための中核的な役割を担っています。
フィリップ・コトラー
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景気後退時には販促予算が大幅に削られるのが普通です。しかし、削るだけなら誰にでもできます。マーケティングの専門家なら、人々の心に響くような強いメッセージを効率的、効果的に伝えられているかという視点から検証するのです。無駄がある部分は思い切って削り、何で置き換えていくのかまで考えるのです。
フィリップ・コトラー
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製品のライフサイクルを見極めなさい。そしてさらに重要なことに、市場のライフサイクルを見極めなさい。
フィリップ・コトラー
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サービス業では、社員がマーケティングの中心に位置付けられ、それが顧客の消費を左右する。
フィリップ・コトラー