日本は誰もが大手企業に入りたがって、優秀な人もそうでない人も「永遠のサラリーマン」をやっている。理由のひとつは、日本が「一芸に秀でた人」を認めないからでしょう。唯一の例外がプロスポーツで、イチローや松坂大輔は「すごい」と評価されるけど、優秀なエンジニアは認めてくれない。
中村修二 青色発光ダイオードの発明者、カリフォルニア大学教授
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
人間たちって、急行列車で走りまわっているけれど、何を探しているのかもう自分でもわかっていない。だからセカセカ動いたり、同じところをグルグル回ったり。そんなこと、しなくていいのにね。
サン=テグジュペリ 作家、パイロット
-
井戸が干上がってはじめて、人は水の価値を理解する。
ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家、科学者
-
今や人間は鳥のように空を飛び、魚のように海中を移動することができる、しかし一つだけ欠けていることがある。それは、人間らしく生きることだ。
バーナード・ショー 劇作家
-
退廃が始まるのは若い世代からではない。若者は大人たちが退廃しない限り、自ら蝕まれることはない。
モンテスキュー 哲学者、法学者
-
平等を求める者は、たいてい劣っている者で、能力の低い者ほど、平等を要求する。また中位の者は、むしろ優越を欲して特権を要求する。しかし、真に優れている人は、平等も要求しないし、優越も要求しない。
アリストテレス 哲学者
中村修二の他の名言
-
自分がやりたいこと、自分が目ざすものがあれば、たとえそれが将来的にあまり光が当たりそうではなくとも、思い切って進むべきだ。
中村修二
-
日本では、一番大事なことを教えていないと思います。向こうではまず、どうやって自立して、金儲けするかを考える。金がないと生活できないでしょう。でも日本では、教育現場に金の話しを持ってくるのは絶対にダメ。つまり一番大事なことを教えていない。
中村修二
-
米国の課題は、ものづくりが苦手なことです。個性を伸ばす教育で、みんな違う人間をつくる。日本はみんな同じような人間を大量につくる教育ですから、グループで品質のいいものを作るのは得意です。米国人は、グループでの仕事が得意ではありません。
中村修二
-
むしろ、効率が悪く、時間がかかった方が、成功しやすいともいえる。失敗してその原因を一つ一つ追求していけば、時間がかかるのは当たり前だ。
中村修二
-
大企業に入るためエリート大学への受験勉強に明け暮れるだけでは、日本国内でしか生きられない人間になって当たり前だ。
中村修二