先行き不透明な時代を生きていくには、人間というものを理解しておくことが大切です。たとえ急に社会が変わっても、人間の本質は変わらないのですから。
養老孟司 解剖学者、著作家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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「口先だけの多数派」に対して、求めるものを明確にし、犠牲をいとわない人を「行動する少数派」と呼ぶ。
アンソニー・ロビンズ 自己啓発トレーナー
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公のために自分ができることを生涯通じてやり抜いてあとに続く人々への遺産にする。これが志というものです。
北尾吉孝 SBIホールディングス創業者
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道徳に加勢する者は一時の勝利者には違いないが、永久の敗北者だ。自然に従う者は一時の敗北者だが、永久の勝利者だ。
夏目漱石 小説家
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「安定」があるというのは幻想だ。そんなものは存在しない。周囲の環境は常に変化している。高いレベルを維持するには変化するしかない。変化は脅威ではなく、機会である。
カルロス・ゴーン 元日産自動車CEO
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楽天家たちは、時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。
司馬遼太郎 小説家
養老孟司の他の名言
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人間には「できることをやってしまう」という、悪い癖があることです。「できることをやらない」という成熟に達することが、本当に難しい。子育てだってそう。つい手伝いたくなるけれど、親は、やらずに見守ることが大切なのです。
養老孟司
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自分に戻ってくるような仕事をすべきです。戻ってくるというのは学べるということです。
養老孟司
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若い人の弱点は、今の自分で世界を考えたがること。自分が変われば、世界も変わることに気付いていない。
養老孟司
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一歩を踏み出さなきゃ、好きかどうかも分からない。
養老孟司
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自然とはもともと、どうなるかわからないものです。子どもは車ではない。部品が全部、わかっているわけじゃありません。そういうものが「どうなる」か、完全にはわからないのです。
養老孟司
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他人は互いにわかり合えないものです。わかり合えないからこそ、言葉があるのです。
養老孟司
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人間にとって100%のことことは、死ぬこと以外にには一つもないのです。何もどうせ「死ぬんだから」と投げやりになるということではありません。恐る恐る生きる必要もない。ただ、常に覚悟を心にもって生きるということです。不確定な未来に軸足を置くのではなく、今という時間に軸足を置くこと。今日という日、目の前の小さな命に心を寄せることです。
養老孟司
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若い人にあって、年寄りにない一番大きなものは夢だ。自分たちの夢を実現するにはこの人しかいないとやっていく、それが若い人のいいところだ。でも実際に世の中の政治がそれで動いているかというと、必ずしも動かない。物事は簡単に考えない方がいい。
養老孟司
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人生の分かれ道で、安全な方と危ない方があれば、危ない方を選べ。
養老孟司