お国に奉仕するのは当たり前だとこっちは思っている。なんせ我々は特攻隊の時代の人たちだから。命懸けだったから、あの人たちは。だから税金ぐらいで文句言えないなと。
養老孟司 解剖学者、著作家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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今、富める者は、必ずといってもよいほど、その前から徳を積んだものである、もし麦を蒔かなかったら、来年は麦がまったく実らない。麦の実りは冬から力を入れてきたからである。稲を仕つければ秋には実る。米の実りは、春から丹精してきたからである。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
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利益とは、変化を起こしたことによってもたらされる支払いのことである。
シュンペーター 経済学者
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どんなに貧しく賤しい者でも、なぜ貧乏で賤しいか、その原因を知り、それが自分にあるということが分かれば、決して、やたらに他人を怨望したりはしません。
福沢諭吉 思想家、教育家
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企業が保育所をつくると、その分お金はかかりますが、少なくとも少子化を食い止める手助けにはなります。それぞれの企業が、自分たちのできる範囲で投資をすればいいのに、ほとんどしないから保育所が足りなくなっている。私が東急渋谷駅と上野毛駅の設計を手がけたとき、「駅に託児所をつくってくださいよ」とお願いしました。そうやって、誰もができることをやって少子化をカバーしていく、サポートしていくということがなければ、社会は元気になりません。企業がお金を貯め込んでいるという状況は、喜ばしいことではありませんよ。
安藤忠雄 建築家
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ベンチャーベンチャーって言うけど、 ただの金儲けのベンチャーじゃダメ。 自分が起こすベンチャーによって、 社会がどんな恩恵を受けるのか。 それが非常に大事。
鬼塚喜八郎 アシックス創業者
養老孟司の他の名言
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確かに自分を変えるのは怖いかもしれない。どうなるかが、予想できなくなるからです。だからこそ、勇気が意味を持ってくる。
養老孟司
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現代人は参勤交代をしたほうがいい。過疎地が増えているけれど、社会インフラが整った日本では田舎でも実は生きていける。過疎地対策も含め、日本人がみんな都市と田舎を参勤交代する生活様式を確立すれば、個人も社会も豊かになります。
養老孟司
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政治家見ていて大人って思います?子供っぽくなった。泣いている議員がいたりするからね。子供でよくなっちゃったんですよ。
養老孟司
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互いの顔が見える共同体は、それ自体が保険になる。
養老孟司
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戦後日本は、短くいえば都市化しました。戦後の日本社会に起こったことは、本質的にはそれだけだといいてもいいくらいです。そこでは皆さんは自然を「ないこと」にしています。
養老孟司
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天才といわれる人はほとんどが努力。人より秀でている部分を余分に良く使う。
養老孟司
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意識は自然をどう扱っていいか分からないので、改変しようとする。だけど、子どもの先行きは育ててみなければ結果がわからない。途中で死ぬかもしれないし、犯罪者になるかもわからない。意識は、そんなリスクの高いものを扱いたくないわけです。だからこそ、今の若い世代は「無意識的」に子どもを持つことを敬遠しているのではないか、というのが私の仮説です。
養老孟司
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インターネットの中にあるのは、全部過去の遺物です。
養老孟司
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若い世代は「意味がないものがあることはおかしい」と思っています。しかし、自然や感覚に意味なんかありません。かつては「いるだけでいいよ」と言われているお年寄りがいましたね。意味のないところを見ないと、現代社会の解毒剤にはならないのです。
養老孟司