組織に嫌われるのがイヤなようでは大したことは出来ません。
堺屋太一 経済評論家、小説家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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従来と違った決断をするんだから不調和な部分が出るのは当然。それでも、トップは決断しなければならない。それができるか、できないか。
冨山和彦 経営コンサルタント、経営者。株式会社経営共創基盤 代表取締役
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金のために働く人間を雇うな。その仕事を愛するがゆえに働く人間を雇え。
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前任者を否定して、新しいことをするのが社長。同じことを継続するようでは、社長に値しません。
似鳥昭雄 ニトリ創業者
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けん引役である企業のトップが元気のない顔で社員の前に出ることは許されません。伸びている会社で社長がしょんぼり下を向いているなんて、あり得ないでしょう。戦国時代だって、大将が「さあ、いくぞ」とやる気いっぱいでなければ、戦に勝てなかったはずです。さらに、この役割意識にもうひとつ付け加えるとすれば、周囲の期待に応えたいという気持ちでしょうか。
平野岳史 フルキャスト創業者
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社長になって考えてみましたら、やっぱり小理屈を並べておっても、物事は運ばない、ともかく実行をまず第一に考えて、それからその中でいろいろ学びながら、第二段階のアクションを考えていったらいいんじゃないかということなんですね。
鳥井信治郎 サントリー創業者
堺屋太一の他の名言
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好きなことを見つけることこそ人生で一番の仕事である。
堺屋太一
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企業も、労働者側の多様性に応じた仕事を提供していかなければならない時代が来たのではないでしょうか。教育についても戦後教育は全部、供給者サイドの発想で考えられたものです。これが大きな問題ですね。
堺屋太一
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日本式経営を支えたのは三本の柱である。第一の柱は「閉鎖的雇用関係」、年功序列、終身雇用、企業内組合である。第二の柱は「先行投資型財務体制」である。企業は配当や賃金を低めに抑え、内部留保を厚くして先行投資を行った。第三の柱は「集団的意思決定方式」だ。意思決定に時間はかかるが不満はない。社長が決断を下すころには、全社員が内容を知っている。だから「決定は遅いが、実行は速い」という日本的特徴が生まれた。
堺屋太一
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組織は個人よりも変わり難いものだ。
堺屋太一
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雛形を学ぶと模倣になり、独創性が排除される。定型になってきて、その定型を遂行する組織が無責任な下請け回しを行う。
堺屋太一
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平成の30年で官僚が目指したこととは、東京一極集中社会の構築・正社員の優遇・持ち家の矮小化・人生設計の硬直化などでしょう。それぞれに長所はあれど、この国から面白みを奪い、多様性を失わせるものばかりです。そもそも日本の官僚というのは1、2年でポストが変わる。目先の問題にとらわれ、長期的なビジョンが持てないのは当然と言えます。もちろん、国民が彼ら官僚に全てを任せたことにも罪があります。
堺屋太一
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いまや日本は人を呼ぶ事業ができない。モノづくりには熱心だが、そのモノづくりが韓国や中国に追いつかれたから、いまや日本は危機的な状態にある。規格大量生産で集中して作ってたくさん売ったらいいという時代には、日本の集団主義でよかった。しかし、独創的な技術で多様な製品を作る時代になると、どんどん世界から立ち遅れることになってしまった。再び日本も人を呼べる国になることを真剣に考えないといけない。
堺屋太一
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新規事業を興して成功した者は称賛され、後々まで名が残るが、害を除き、事を省いた者の功績が語り継がれることは珍しい。蒙古帝国の功臣耶律楚材の言葉にあります。「一利を興すは一害を除くにしかず、一事を生むは一事を省くにしかず」一つの利益を新しく起こしても、ひとつの損害を取り除くことには及ばない。一つの新しい事業を始めても、一つの余計な仕事をやめるほどの効果はないという意味です。
堺屋太一
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幸せというのは環境と希望の一致です。
堺屋太一
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やっぱり人間は好きなことをすべきなんです。
堺屋太一