一家の生計を立てるのも学問です。商売をするのも学問です。時代の動きを察知するのもまた学問なのです。和漢洋の書物を読むことだけが学問であるという考え方は正しくありません。
福沢諭吉 思想家、教育家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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そこそこの水準であればいいなんていうのはダメ。卓越するとか、傑出する能力というものを身につけてもらいたい。
柳井正 ユニクロ創業者
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どんなことにも、もっと良い方法がある。それを見つけなさい。
トーマス・エジソン 発明家、起業家
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努力こそが勝利への道。そう考え続けてきましたが、才能や運が占める比率が高いと感じ始めました。どれだけ努力しても勝てない選手がいる。なぜ自分はトップになることができたのか。社会に対してどんな役割を果たすべきなのか。そんなことを考え始めました。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。
松下幸之助 パナソニック創業者
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どの道を行くか決めるために最初にすることは、今自分がどこにいるか知ることだ。
マーガレット・サッチャー イギリス初の女性首相
福沢諭吉の他の名言
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自由と我儘との境は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
福沢諭吉
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世間の教育家と称する者たちは、ややもすれば自分の信ずるところに偏りがちで、教育に極端に重きを置き過ぎ、ひたすら勉強勉強と唱えて、勉強さえすれば愚者も変じて知者となるようにはやし立てる者が多い。しかし、実際の教育の効能は、生まれ付き備わっている能力の生育を助けて、よい方向に導き、到達可能なところまで到達させるということだけにある。
福沢諭吉
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人間にはそれぞれの立場がある。だからその分に応じてふさわしい才能と人格を備えなければならない。
福沢諭吉
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事業で一番大切なのは、信用できる人物を得て取り締まりの手を省くという事にある。番頭や手代が商売しながら取り締まりの事も兼ねるのは、大工と普請奉行と二役を勤めるのと同じことなのだから、たとえ給料を高くしても主人にとってはるかに得であり、結局、双方共に利益となるであろう。
福沢諭吉
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学問の本質は、生活にどう活用するかということです。活用のない学問は、何も学問しなかったのと同じです。
福沢諭吉
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人の表情は家の門のようなもので、広く人と交わって自由に客が訪れるようにするためには、まず門を開き、入口を掃除して打ち水をし、とにかく、来訪者が気持ちよく入れるようにすることが大切です。
福沢諭吉
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利益の側からだけ見ても、人の信用こそ商売での利益の根源なのだから、人に雇われる者は、自分の利益になる重要なことなのだと思って正直に働き、主人もまた、その正直の代償として報酬を多くすべきである。
福沢諭吉