福沢諭吉

思想家、教育家

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福沢諭吉の名言

福沢諭吉の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 今日も、生涯の一日なり。

  • 人間の力量というものは、ただ読書からのみ得られるものではありません。読書は、学問をするための手段です。学問は、実際に事を行うための手段です。実地に体験して習熟するのでなければ、決して優れた力量は生まれません。

  • 生活が苦しいといっても、よく家計について考えれば、早く一時のお金を得て、それを使って小さな安楽を買うよりも、苦労して倹約を守り、大成する時を待つほうが、得策だと思います。

  • どんなに貧しく賤しい者でも、なぜ貧乏で賤しいか、その原因を知り、それが自分にあるということが分かれば、決して、やたらに他人を怨望したりはしません。

  • 心の働きは、努力して進めれば進歩しないものはありません。その進歩の仕方は、手足を使ってその筋力を強くする肉体の鍛錬と同じです。話し方や容貌も心の働きですから、これをいい加減にしていては上達するわけがありません。

  • 時には二人の意見が異なることがあっても、自分の意見が是か非か、自ら心の中で裁判すれば、他人に判断してもらうような面倒を掛けなくとも、早速に落ち着くところに落ち着くであろう。

  • 仕事のほうからやってきて人を求めることはない。こちらから進んで求めるのでなければ、結局は仕事にはめぐりあえないだろう。

  • 立派な人物にとって交際面で大切なのは、小事にこだわらずらいらくであること。時には無責任な放言や悪口・叱声があったとしても、それらはすべて空砲であるべきで実弾を込めてはならない。言葉の中に、ほんの少しであっても実弾を込めて弱点をねらい撃てば、どんな小さな散弾でも相手に与える苦痛はきわめて大きい。

  • 「足ることを知る」という教えは、一個人の私に適している場合はあるかもしれないが、国としては、千万年の間に一日たりとも満足の日があってはならない。多欲多情ますます足らないことに不満を持って、一心不乱に前進することこそ国の栄える基である。

  • 人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。

  • 本日喜びの中にありながら、いつか悲しむ時のあることを忘れてはなりません。

  • 自ら動こうとしないものを、導くことはできない。

  • 生まれるということは死ぬということの約束であって、死も格別驚くことではない。

  • 身分が高く偉い人は、当然経済的にも豊かであり、下層階級の人から見れば到底自分はなれない世界の人たちなのですが、そうした隔たりのできたのはどうしてなのでしょうか。その根源は、ただ、その人に学問の力があるかないかの違いだけであって、天が定めた約束事ではないのです。

  • 学問の道に入ったならば大いに学問すべきです。農業を志したなら豪農になりなさい。商人になるならば大商人になりなさい。学問をする者は、小さな安楽に満足してはなりません。

  • 人は他人に迷惑をかけない範囲で 自由である

  • 学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。

  • 未だ試みずして、先ず疑うものは、勇者ではない。

  • 金銭は独立の基本なり。これを卑しむべからず。

  • 智に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ。

  • 理想が高尚でなければ活動もまた高尚にはならない。

  • やってもみないで、「事の成否」を疑うな。

  • 人間の心がけは、とかく世を軽く見て、熱心に過ぎざるにあり。

  • 活用なき学問は、無学に等しい。

  • 私は軽蔑されて侮辱されても、その立腹を他に移して他人を辱めることはどうしてもできない。

  • 賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり。

  • 安易に起こした内乱で政府を倒したとしても、それは、暴力をもって暴政に代え、愚力をもって愚政に代えたにすぎません。

  • 深山幽谷に隠れ住んでいわゆる仙人にでもなれば別の話だが、いやしくも同じ人間の仲間が集まって浮世の衣食住を共にする以上は、自分の一身一家を維持すると共に、仲間の人たちに対する義務も果たさなければならない。

  • 世間の人たちと交際するに当たって、特に被害を受けることもなく自身の独立を妨げることもない限りは、言行の鋭い矛先を包み込んで外見を優しくし、知らない事は知らないとして、人に質問するのはもちろんのこと、その質問に対する答えに愚説があっても、すぐにそれを退けてしまわずに丁寧に耳を傾けるべきである。

  • 四畳半くらいの部屋に何十人もおれば空気が濁る。濁ればどうするか。窓を開けて空気を入れ替えねばならぬ。新しい空気になれば窓を閉める。またしばらくすれば濁る。濁ればそこにいる人の意見がどうあろうと、開けて悪い空気は抜かねばならぬ。世の中も同じ、好むと好まざるにかかわらず、窮屈になったらちょっと窓を開けねばならぬ。人間の生活はそんなことの繰り返しである。

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