非常に強い悲しみというのは、時間が経つと薄らぐだろう。しかし、失われた者の代わりというのは、絶対に有り得ない。どんなに心の中にあいた穴を埋めようとしても、また埋められたと思っても、絶対に、それは最初の者の代わりにはなり得ない。
フロイト 精神分析学者
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
人間の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
ショーペンハウアー 哲学者
-
気をつけなさい。同じような心的状態の人間は寄り集まってくるものです。いつも不平・不満を口にしている人のところには、似たような人間が寄ってきます。そして、いつも失敗ばかりしている人のところには、失敗者が集まってきます。
ジョセフ・マーフィー 著述家、宗教家
-
最も痛々しいのは、誰かを愛しすぎたために自分自身を見失い、自分が特別な存在だと忘れてしまうことだ。
アーネスト・ヘミングウェイ 小説家
-
人から受けた恩は、その人には返せないのが世の中の常らしい。親孝行ひとつを取ってみてもそれはわかる。親の最後の、最大の教えは、親が亡くなることで子供が人生を学ぶことでもあるという。
伊集院静 小説家、作詞家
-
あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。
プラトン 哲学者
フロイトの他の名言
-
成熟とは、喜びを先延ばしにする能力である。
フロイト
-
自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである。
フロイト
-
宗教は、たとえそれが愛の宗教と呼ばれようと、その外にいる人々には過酷で無情なものである。
フロイト
-
恋愛関係が最高に高まったとき、その状況にそれ以上興味を持つ余地がなくなってしまう。
フロイト
-
言葉は魔法のような力を持っている。言葉は大きな幸福をもたらすこともできるし、落胆させることもできる。教師が生徒に知識を伝えることもできる。演説者が人の心を揺らし、聴衆の行動に影響を与えることもできる。言葉は強い感情を引き起こし、行動を起こさせる。
フロイト
-
我々は付き合う人を無作為に選んでいるわけではない。潜在意識の中に既に存在する人を選んでいるのだ。
フロイト
-
人間とは奇妙なもので、愛する人とともに過ごすことをを熱望していると認めようとしない。恐れのために、わずかな好意の兆候も隠そうとする者までいる。その恐れとは、好意がわかってもらえなかったり、最悪の場合拒絶されたりする恐れだ。しかし、人間の複雑なところは、例え自らをゆっくりと死に追いやるとしても、意識的に好意を持つ者に寄り添うことだ。
フロイト
-
生きることの意味と価値について問いかけるようになると、我々は狂ってしまう。なにしろ意味も価値も客観的に実在するものではないのだから。
フロイト
-
人間に善良さを見たことはほとんどない。私の経験では、人間のほとんどはクズだ。
フロイト
-
人生は個人にとっても人類にとっても、等しく耐えがたいものである。
フロイト