カール・マルクス

経済学者、思想家

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カール・マルクスの名言

カール・マルクスの過去の名言をまとめた名言集です。

  • 一ヶ所に富が集積する時、他方では不幸、苦悩、苦渋、苦役、孤独、蛮行、精神の退廃が集積しているのだ。

    出典:  資本論

  • 労働者階級にとっての最大の不幸は何か?それは生存は保証されず、生産手段をもたない裸の存在であり、その代わり売るものは唯一つ、「労働力」であり、生きるも死ぬも、これにすべてがかかっている。

  • 完全に満たされた者は、腹を空かしている者の望みを理解しない。

  • 一般に労働の目的が富の増大である限り、私はあえていうが、労働そのものは有害であり、破滅的である。

  • あなたを幸福にし、あなたを笑わせ、必要な時に助けてくれる人達に囲まれて生きなさい。本当にあなたを気にかけてくれる人達の中で。彼らはあなたの人生に留めておく価値がある。他の人々は通り過ぎていくだけだ。

  • 労働者は富を生産すればするほど、彼の生産が力と量を増せば増すほど、ますます貧しくなる。

    出典:  「マルクス パリ手稿ー経済学・哲学・社会主義」

  • 不幸を減らすことなく富を蓄積していく社会の仕組みは、その核心が腐敗しているのは間違いない。

    出典:  カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス「Karl Marx, Frederick Engels: Marx and Engels Collected Works 1858-60」

  • 資本は死せる労働である。それは吸血鬼のごとく生きた労働を搾取することによってのみ生きる。そして、資本が生きれば生きるほど資本はそれだけ労働を搾取する。

  • 思想が現実に迫るのみでは十分ではない。現実が自ら思想に迫るのでなければならない。

  • 賃上げは、奴隷の報酬改善以外のなにものでもないだろうし、労働者にとっても、労働にとっても、その人間的使命や品位をかちとったことにはならないだろう。

  • 豊かな人間とは、自身が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。

  • 役立つ製品をあまりに作り出しすぎると、たくさんの役に立たない人々を生む結果となる。

    出典:  「Marx's Concept of Man: Including 'Economic and Philosophical Manuscripts」

  • 世界の労働者たちよ、団結せよ。君たちが失うのは繋がれた鎖だけだ。そして君たちは勝ち取るべき世界を持っている。

    出典:  カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス「共産党宣言」

  • 人々を歴史から遠ざけよ、そうすれば彼らは簡単に操られる。

  • 哲学者たちは世界を解釈してきたにすぎない。大切なのは変えることだ。

  • 人間にとって最大の幸福は、「自分を生かせる仕事に巡り合うこと」ではないでしょうか。人は誰しも社会で認められ、社会に役立ちたいと願っている、社会的な生き物です。社会から切り離された「自我」など有り得ないし、社会と無関係に生きることなど何人たりとも出来ない。どんな人間も、多かれ少なかれ、社会に依存しながら生きているものです。

  • 汝の道を行け、しかして、あとは人の語るにまかせよ。

  • 人類の意識がかれらの存在を決定するのではなく、むしろその反対に、人類の社会的存在がかれらの意識をも定めるのである。

    出典:  カール・マルクス「経済学批判」

  • 人間が宗教をつくるのであって、宗教が人間をつくるのではない。

    出典:  カール・マルクス 「資本論」

  • 人間が集団で生きてゆくにあたってもっとも肝心なことは、ひとりひとりの人間の柔軟な感性と個性に対応できるようなシステムが保証されていることである。そして同時に大切なのは、社会に対してほとんど「能力」を発揮できない人にも、そういうこととはまったく無関係に、必要とするものが十分に与えられることなのである。

  • 食費を減らし、酒を飲まず、本を読まなければ、劇場にもダンスホールにもパブにも行かなければ、考えず、愛さず、考察せず、歌わず、描かず、剣術もしなければ、あなたの貯蓄は増えるであろう。あなたの富を貪る虫も些事もなくなるのだから。あなたの存在が小さくあればあるほど、あなたの富は増えるのだ。

    出典:  カール・マルクス「Economic and philosophic manuscripts of 1884」

  • 人々を歴史に触れさせないことができるならば、彼らを簡単に説き伏せることができるであろう。

  • 資本主義を殺すたった1つの方法は、課税して、課税して、重税を課すことだ。

  • あらゆる我々の発明は、知的生活を伴う物質的諸力を授けたが、人間の生活を物質的な圧力に屈服させた。

  • 戦いか、死か。血まみれの戦いか、無か。問題は厳として、こう提起されている。

  • 宗教は逆境に打ちひしがれたものの溜息であり、非情な世界の感傷であり、魂のないところに魂を見るものである。

  • プロレタリアートとは、自分の生活の維持する費用を、ただ自分の労働力を得ることによってのみ得ていて、あらゆる種類の資本の利潤からは得ていない社会階級である。その幸福と不幸、生と死、その存在全体は、労働の需要、景気の変動、どう決まるかわからない競争の結果などにかかっている。

  • 哲学者は、世界をただいろいろに解釈しただけである。しかし、大事なことは、それを変革することである。

  • 自由であるということは、自分の幸せを選べるということでもある。

  • 社会変革は強者の弱さのために起こることはなく、弱者の強さによって起こる。

    出典:  「Karl Marx, Frederick Engels: Marx and Engels: 1845-48」

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カール・マルクスについて

カール・マルクスは資本主義の矛盾を突く著書「資本論」を発表した経済学者。その思想は世界中で大きな反響を呼び中国・ロシアなどが共産主義を目指す理論的根拠となった。

1818年プロイセン王国(現・ドイツ連邦共和国)生まれ。両親はユダヤ人で父は弁護士だった。1835年ボン大学に入学し法学を学ぶ。翌年ベルリン大学に移り哲学を学び、1841年博士号を取得。その後マルクスは新聞記者・雑誌記者としてキャリアを積む中で、エンゲルスの「国民経済学批判大綱」に出会い、深い感銘を受けて、国民経済学(古典派経済学)の矛盾について研究するようになる。その研究の中で、「資本家によって生産物が独占されており、労働者が疎外されている」としてマルクスは「共産主義」を主張し、その研究と普及に向けた活動を始める。

その過激な思想からヨーロッパ大陸の各国で活動を妨害され1849年イギリスに渡る。マルクスは1859年に「経済学批判」1866年に「資本論」第一巻を出版。経済学の矛盾や資本家の搾取を解き明かした。マルクスの主張は反響を呼び、一部で労働運動が起こる一方、批判する者も多かったため、共産主義運動が大きな広がりを見せることはなかった。自らの理論が社会に広がりきらないまま1883年に死去。享年64歳。

しかしながら、1922年にイギリスで労働党政権が誕生、フランスで1936年に社会党と共産党による人民戦線内閣ができる。ドイツでもドイツ社会民主党が政権を担った。さらに、ロシアではレーニンがロシア革命に成功、共産主義国家・ソビエト連邦が誕生している。マルクスの死後、エンゲルスがマルクスの遺稿を編纂。1885年に資本論第2巻、1894年に資本論第3巻が出版されている。